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サン電子、CF型通信カード専用のRS-232C接続アダプタ

 サン電子は、コンパクトフラッシュ(CF)型のデータ通信カードをパソコンなどのRS-232Cコネクタ経由で利用できるようにする変換アダプタ「Slipper S(VS-80S)」を2月12日に発売する。価格は19,800円。

 今回発売される「Slipper S」は、CF型データ通信カードとRS-232Cコネクタを接続できるアダプタ。同製品を利用することで、PCカードスロットなどがないパソコンでもRS-232Cコネクタ経由でCF型データ通信カードによるインターネット接続が可能になる。DDIポケットのPHS端末(128kbpsパケット通信対応)や、NTTドコモの@FreeD端末、FOMA「P2402」などが利用可能。ただし、PHSと無線LANのデュアル端末であるドコモの「P-in Free 2PWL」では、無線LAN機能は利用できない。またパソコンだけではなく、RS-232Cコネクタを備えた計測器などでも通信できる。



 大きさは26×112×64mm(高×幅×奥行)で、重さは約90g。通信最大速度は115.2kbps。電源は、ACジャック入力と電源専用コネクタの2種類が用意されているが、電源専用コネクタには外部から「Slipper S」の電源ON/OFFをコントロールできる端子が用意されている。

 このほか同社は、昨年12月に発表したW-CDMA方式の携帯電話専用データ通信アダプタ「CS-10R」を1月28日に発売する。



URL
  サン電子
  http://www.sun-denshi.co.jp/

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(関口 聖)
2004/01/27 11:53

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