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ドコモ、iアプリ対応のJava開発ツールを公開

 NTTドコモは、iアプリ開発をサポートするツール「J2ME Wireless SDK for the DoJa」の配布を始めた。NTTドコモのホームページ上よりダウンロードできる。米Sunが配布しているJava開発キット「Java2 SDK, Standard Edition Version 1.3」が別途必要で、Windows 98上で動作する。

 J2ME Wireless SDK for the DoJaは、iアプリ対応端末で実行できるJava(DoJa)によるプログラミングをサポートするツール集。開発者が作成したJavaのソースコードをJava2のSDKでコンパイルする際に、同ツールを使ってiアプリ対応を検証したり、配布可能なiアプリとしてパッケージングできる。ツールにはiアプリをパソコン上で実行するエミュレーターも含まれる。

 iアプリではプログラミング言語として、J2ME(Java 2 Micro Edition)のCLDC(Connected Limited Device Configuration)と呼ばれる種類のJavaを、さらにドコモがiモード向けに拡張したもの(DoJa)が用いられている。これまではサードパーティーがDoJaに対応した開発ツールを公開していたが、ドコモが一般向けにDoJa対応開発ツールを配布するのはこれが初めてとなる。

 同ツールにはGUIベースの簡易開発環境「KToolBar」が含まれるが、SunのJava開発環境「Forte for Java Community Edition」で同ツールを利用するためのプラグイン「J2ME Wireless Module」も用意される。

 このほか、HTTPS証明書の管理ツールやiアプリが使用するメモリ領域「ScratchPad」のビューワ、Shift-JIS文字エンコーダーなどのユーティリティソフトも付属する。なお、各iアプリ対応端末に固有の見た目(フォントの大きさなど)や拡張ライブラリのエミュレート機能はサポートされていない。


・ iモード対応Javaについて
  http://www.nttdocomo.co.jp/i/java.html


(白根 雅彦)
2001/03/26 13:35

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