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ソニーは、携帯端末向けの著作権保護・ネット配信技術「OpenMG Light」を開発した。 「OpenMG Light」は著作権保護技術「OpenMG」を利用した音楽配信システム。従来の「OpenMG」は主にパソコン内での楽曲の著作権管理に使われ、ポータブルプレーヤーへのデータ転送時の著作権保護や、オーディオCDからの楽曲取り込みなどの機能があった。 「OpenMG Light」は携帯端末向けに提供されるもので、ネットワークを介した音楽配信に特化することで、サーバー側に著作権管理処理を負担させ、携帯端末側のプログラムをより小さくしている。これにより、PDAや携帯電話などの携帯端末単体で、音楽配信システムを利用できる。 記録媒体にはメモリースティックが使用され、従来の「OpenMG」による楽曲データとの互換性がある。また、「OpenMG Light」は、通信切断時のダウンロード再開機能など、移動体通信向けの機能も装備した。 ソニーによると同技術は現在、サービスプロバイダーに採用を働きかけている段階で、具体的な製品の形態や登場時期については未定としている。 ・ ニュースリリース http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200103/01-014/ （白根 雅彦） 2001/03/21 20:02 | ||||||
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