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富士通研、最適な通信手段を自動選択するIP電話システム

 富士通研究所は、RFIDタグなどを活用することで連絡を取りたい相手が社内外のどこにいても的確に連絡がとれるIP電話システムを開発した。同研究所では年内にも富士通製品として提供していきたい考え。

 今回発表されたIP電話システムは、RFIDタグなどを活用してユーザーの現況をサーバー側で常に監視し、電話がかかってくると最も適切な連絡手段を自動的に判断して繋ぐというもの。たとえば電話がかかってきた際に、ユーザーが在席、あるいは離席していればRFIDタグによって位置情報を検出し、社内で最も近い内線電話へ自動的に繋ぐ。また社外にいれば携帯電話を選択し、公衆無線LANサービス利用時にはノートパソコンやPDAのIP電話ソフトを呼び出す。

 ユーザーがどこにいても連絡をつけるためには、いったいその人がどこにいるかを把握する必要がある。これまではユーザー自身の手によって「在席中」あるいは「離席中」といったプレゼンス情報を選択しておく必要があったが、RFIDタグなどを活用することで自動的にユーザーの現況を管理できるようになり、効率的なコミュニケーションが実現できるとのこと。

 運用にあたっては、プレゼンス情報をチェックするサーバーがファイアウォールの内外に設置される。このためイントラネットあるいはファイアウォールの設定を変更する必要はないという。


新システムのイメージ


URL
  ニュースリリース
  http://pr.fujitsu.com/jp/news/2004/04/16.html

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第150回:無線ICタグ(RFID) とは


(関口 聖)
2004/04/16 16:34

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