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ドコモ、小型iモード端末「premini」を開発

Black

premini
(Black)

Silver
 NTTドコモは、小型化やシンプルな機能にこだわったストレートタイプのiモード端末「premini(プレミニ)」を開発した。発売時期や価格は未定。同社では11日、東京ビッグサイトで開催されている「ビジネスシヨウ TOKYO 2004」において新端末の発表会を開催。その概要や、開発コンセプトなどが語られた。

 今回発表された「premini」は、シンプルな機能にこだわり、小型化が追求されたソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製iモード端末。その名称は、「premier」(第一級の)と「mini」(小型の)というコンセプトに基づく造語だという。FOMA端末ではなく、ムーバ(PDC)端末となっており、「SO213i」という型番が与えられている。シンプルなiモード端末である21Xiシリーズの最新機種ということで、カメラは搭載されていない。

 大きさは約90×39×19mm(高×幅×厚)で、重さは69g以下となっており、手のひらにすっぽり収まるサイズ。筐体は、欧州向けのGSM端末を思い起こさせるデザインで、アルマイト処理が施されたアルミニウム製。端末上部には、流線型でハンドルのようなアンテナを備え、キー周辺は端末下部に行くに従って細くなるように傾斜がつけられている。小型化されたボディでも、端末を操作しやすいように数字キーは、平らなものではなく、やや出っ張った山なり形状の「スロープキー」となっている。

 メインディスプレイは、1.3インチ、160×128ドットで65,536色表示が可能な半透過型TFT液晶。フォントサイズは10ドット〜16ドットの4段階で変更できるほか、メニュー配色も5パターンから選択できる。また、日本語入力補助としてPOBoxが搭載されている。

 データ通信速度は9.6kbpsでDoPa非対応。連続待受時間は300時間以上、連続通話時間は100分以上となっている。ボディカラーはBlackとSilverの2色が用意されているが、側面の色がBlackはシルバー、Silverはブラックというようにツートンカラーとなっている。


小型化されたボディは、手にすっぽりと収まるサイズ 「premini」のBlack 本体左サイド。キーをスライドすると、操作ロックの設定・解除が可能

本体右サイド。上が「マナー」ボタン、下が「メモ」ボタン スピーカーは背面上部。プリセットの着信メロディもこだわっているという キー配列。中央のボタンはジョグダイヤルではなく、決定キー

山なり形状の「スロープキー」が採用されている 端末底部。外部接続端子を隠すカバーもきっちり塗装されている こちらは外部接続端子。充電台の使用が想定されていないため、端子の露出部分がない

待受画面
メニュー表示。ソニー・エリクソンらしいインターフェイス 日本語入力補助としてPOBoxを搭載

愛らしいデザインとユニークな名称で話題を呼んだ「P252iS」とサイズを比較したところ こちらは開いた「P252iS」と比べたところ。圧倒的に「premini」のほうが小さい

NTTドコモ 営業本部 マーケティング部 コア商品担当の中野 正宏氏
 説明会でプレゼンテーションを行ったNTTドコモ 営業本部 マーケティング部 コア商品担当の中野 正宏氏は、「premini」開発におけるドコモ側の担当者。同氏は「成熟した市場では、ユーザーのニーズは二極化する。携帯電話市場では多機能化とシンプル化。そこでシンプルな端末を開発するべくマーケティングを行なったところ、小さいボディへのニーズが高いとわかってきた。『premini』は、そうしたニーズを強く持ち、オリジナリティを追求する20代〜30代の男性をメインターゲットとしている」と端末開発にあたっての基本的なコンセプトを説明。

 端末の設計時には、小さくても使いやすいように「押せる」「読める」「話せる」の3点をポイントにしたとのことで、「スロープキー」や4段階サイズのフォントのほか、端末底部にある外部接続端子のすぐ横に高感度マイクが搭載されている。

 また中野氏は「最近のドコモは、より販売台数が見込める製品を提供するため、守りの姿勢とも言える開発を続けていた。しかし昨年は新規ユーザーの純増数が伸び悩み、取りこぼしているユーザー層があるのではないかということからpreminiの開発がスタートした」と語る。

 そこで今回は、「現状の実現可能な範囲で、とことん極めていきたい」(中野氏)とのことで、ノウハウが蓄積されたPDC端末をベースに小型化を追求したという。カメラを搭載しなかった理由として、同氏は「搭載できるのであれば載せようという考えはある。しかし、あれもこれもと機能を入れていけば、本来の目的であったシンプルさ、小型化という目的が薄れてしまう。そこで今回は割り切った開発を行なった。守りの姿勢ではなく、挑戦者としての展開ができた」と述べ、チャレンジ精神を持った製品であるとアピール。メインターゲット層は20代〜30代の男性となっているが、「販売台数は結構見込めるのではないか」として期待と自信を示した。

 コンセプト優先で開発された「premini」は、パッケージデザインにも工夫が凝らされている。四角柱のようなデザインのボックスが用意され、その中に端末と説明書が同梱される。なお、充電台は用意されず、ケーブルでのみ充電可能となっている。


成熟した市場では、ニーズが二極化するという そこでシンプルさにこだわった端末を開発することに

「premini」の設計コンセプトは大きく3点挙げられている 「premini」のパッケージ。左が蓋をした状態で四角柱のようなボックス。右が開けたところ


URL
  ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/04/whatnew0511.html
  製品情報
  http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/products/keitai/premini/


(湯野 康隆, 関口 聖)
2004/05/11 11:29

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