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ルネサス、処理性能を向上させた「SH-Mobile3」

 ルネサス テクノロジは、携帯電話向けのアプリケーションプロセッサ「SH-Mobile」シリーズの最上位機種「SH-Mobile3」を開発した。

 今回新たに製品化されたのは、ハイエンド携帯電話向けアプリケーションプロセッサとなる「SH-Mobile3」。CPUコアには新開発の「SH4AL-DSP」を搭載し、従来の「SH-Mobile」シリーズでの最大処理性能173MIPS(133MHz動作時)と比較して、約2.3倍となる389MIPS(216MHz動作時)の最大処理性能を実現する。これにより、高負荷の複数アプリケーションの並列処理、Linuxなどの汎用OSによる動作などが余裕を持って実現可能としている。また、従来製品のCPUコア「SH3-DSP」と上位互換となり、既存のプログラムが流用可能という。

 また、同製品は300万画素クラスのカメラモジュールと直結可能なカメラインターフェイスを搭載するほか、電子ズーム表示、オンスクリーンディスプレイ(OSD)機能、ハードウェアカーソル(HWC)機能など多彩な表示に対応。ビデオ出力ユニットによりテレビ出力にも対応する。2D/3Dグラフィックスエンジンには英Imagination Technologies社の「PowerVR MBX Lite」を採用し、リアルな人物をなめらかに高速表示できるなどの性能向上が計られているほか、MPEG-4のハードウェアアクセラレータも搭載され、ビデオメール、テレビ電話などの動画処理が円滑に行なえるという。

 「SH-Mobile3」のサンプル出荷は7月にも開始される予定。同製品を搭載した端末は年末頃には市場に登場するものと思われる。




URL
  ニュースリリース
  http://www.renesas.com/jpn/news/2004/0517/


(太田 亮三)
2004/05/18 15:40

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