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警察庁、青少年の非行と携帯電話に関する調査研究結果を発表

 警察庁は、「青少年の意識・行動と携帯電話に関する調査研究」と題した調査を実施、携帯電話が青少年に与える影響について調査研究を行ない、結果をまとめたレポートを公表した。

 今回の調査の対象となったのは4,382人で、内訳は中学生が2,434人、高校生が1,948人。一般少年は宮城、千葉、石川、大阪、岡山、大分の6府県から、非行少年は期間中に全国で検挙・補導された少年が対象になった。調査期間は、一般少年については2002年9月〜12月、非行少年については2002年10月〜12月となっている。

 公表されたレポートによれば、携帯電話の利用状況について、中学生については非行少年が一般少年と比較して携帯電話所持者が多いことが指摘された。高校生については差は見られなかったという。

 出会い系サイトの利用状況については、非行少年は一般少年と比べて出会い系サイトを利用したことが多く、そこで知り合った人と実際に会うことが多いことも示された。また、出会い系サイトを利用する高校生は利用しない高校生と比較して携帯電話の利用料金が高く、その事が理由で保護者に怒られたり、アルバイトをした者が多いという。

 携帯電話の問題点と題した項目では、「携帯電話がないと落ち着かない」「携帯電話を持っていないと仲間とのつき合いがうまくいかない」などの設問で非行少年が「そう思う」と答えた割合が高いことを指摘し、非行少年の携帯電話への依存度の高さを指摘した。

 また、携帯電話の悪用に関する項目では、しつこく呼び出されたことがあったり、メールで嫌がらせをされたことがあると答えた割合が非行少年に高いとし、暴力感情や逸脱行動、公衆の場でのマナー違反などについても、携帯電話所持群が非所持群に比較して高いとした。



URL
  調査研究報告書(PDF形式)
  http://www.npa.go.jp/safetylife/syonen16/keitaityousa.pdf


(太田 亮三)
2004/06/25 20:39

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