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KDDIは、日立製作所、東芝と協力して携帯電話向け燃料電池の開発に着手したことを明らかにした。 現在、携帯電話に用いられている電源はリチウムイオン充電池などだが、多機能化が進むにしたがって連続待受時間や連続通話時間が短くなる傾向にある。各端末メーカーは、各部品の低消費電力化を進め、バッテリーが長時間持つよう工夫を重ねているが、将来的なモバイル機器向け電源として燃料電池が有力視されている。 日立・東芝ともに「詳細な仕様は今後」としているが、KDDIによれば、今回の開発は、KDDIと日立、KDDIと東芝という形で6月中旬に共同開発していくことで合意したという。 燃料電池にはさまざまな方式があるが、どの方式を採用するかはユーザーの利便性などを踏まえて今後策定される予定。航空機内にメタノールの持ち込みが可能になるとされる2007年頃を目標に製品化を目指していく。 ■ ＵＲＬ KDDI http://www.kddi.com/ 日立製作所 http://www.hitachi.co.jp/ 東芝 http://www.toshiba.co.jp/ （関口 聖） 2004/07/13 17:06 | ||||||
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