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矢野経済研究所調査、2004年は世代交代の年に

 矢野経済研究所は、「2004年版 国内移動体通信市場動向調査」を発刊した。2004年度の携帯電話加入者数は、472万人増加の8,624万3,700人となる見込み。

 調査によれば、2004年度のキャリア別純増数はKDDIが好調を維持し263万人、次いでドコモが183万人、ボーダフォンは35万6,000人になるとしている。2004年度の携帯電話出荷台数は、カメラ付き携帯電話への買い替え需要が一巡したこともあり、前年比8%減の4,640万台となる見込み。なお、2004年度に国内携帯電話市場は3Gへの世代交代が加速し、PDC端末の出荷が減少すると予測。ボーダフォンが投入する海外メーカー製Vodafone Global Standard端末に関しては、市場に与える影響は皆無としている。

 またPHSでは、データ通信需要を中心にDDIポケットが奮闘、加入者数で成果は見られないものの256kbpsへの高速化や、アステルグループとの提携などで事業基盤を強化していくとしている。2004年度の加入者数は52万7,100人減少の460万8,500人となる見込み。

 メーカー別では、2003年に1,120万台を出荷したNECだが2004年は900万台に落ち込むと予測。ただし、FOMA向けを中心にトップメーカーの地位は揺るがないとしている。このほか、パナソニック モバイルコミュニケーションズが760万台、シャープが540万台となる見込み。

 同研究所では、2003年度の携帯電話を牽引したカメラ付き端末は、買い替え需要が落ち着いたことで2004年度には減少すると予測。こうした中で、光学ズームやオートフォーカス機能などの付加機能のほか、QRコードリーダーのような入力装置としての機能が重要になるとしている。また、非接触ICカード搭載端末や、地上デジタル放送対応機に加え、携帯電話で動画や音楽コンテンツを楽しむためのストレージメディアに注目が集まると見ている。



URL
  ニュースリリース
  http://www.yano.co.jp/press/2004/040826.html


(津田 啓夢)
2004/08/26 16:30

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