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W3C、Webページで合成音声を出力できる「SSML 1.0」を勧告

 World Wide Web Consortium(W3C)は、Webページ内に記述することで、従来よりも高品質な合成音声の出力が可能になる「SSML(Speech Synthesis Markup Language ) 1.0」を勧告した。電話から音声でWebサイトを利用する際、その利便性向上に寄与すると期待される。

 今回勧告された「SSML 1.0」は、Webページで音声合成機能が利用できるようにするための記述言語。XMLベースの言語で、合成音声を出力する際に、発音や音量、イントネーションといった要素をコントロールできる。

 今年3月には、Webで音声入出力インターフェイスを提供するための仕様「VoiceXML 2.0」と、音声認識文法仕様「SRGS(Speech Recognition Grammar Specification)」が勧告されており、今回の「SSML」と組み合わせることで、たとえば携帯電話からWebサイトを利用する際に、一般的なテキストによるナビゲーションだけではなく、音声でやり取りして情報を得たり、サービスを利用できたりするようになる。

 「SSML」は、多くの研究からのフィードバックを反映しており、たとえば「1/2」という文字列を合成音声として出力する際に、「1月2日」と「2分の1」のどちらで発音させるのか、単語や波形単位で指定できるようになっているという。

 なお、W3C内のCSSワーキンググループでは、SSML対応ソフトウェアでXML文書を読み上げられるように、CSS(Cascading Style Sheet)3で発話モジュールを策定している。



URL
  プレスリリース
  http://www.w3.org/2004/09/ssml-pressrelease

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W3C、Webの音声制御を実現する仕様「VoiceXML 2.0」を勧告


(関口 聖)
2004/09/09 16:58

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