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三洋、H.264/AVCに対応した地上デジタル携帯の試作機を開発

 三洋電機は、携帯機器向け地上デジタル放送(1セグメント放送)の動画圧縮方式である「H.264/MPEG-4 AVC」に対応した携帯電話の試作機を開発した。

 今回開発された試作機は、「H.264/MPEG-4 AVC」という動画圧縮方式に対応した地上デジタル放送を閲覧できる携帯電話端末。同社では昨年8月に地上デジタル放送対応の携帯電話を試作していたが、このとき対応していた動画圧縮方式はMPEG-4だった。その後、今年3月には「H.264/MPEG-4 AVC」が携帯機器向け地上デジタル放送に採用されることが決定していた。

 試作機の外観は、auのCDMA 1X WIN端末「W21SA」に似た仕上がりで、ディスプレイ部を回転させて折りたためるようになっている。ワンタッチで映像表示の縦横を切り替えられるほか、miniSDカードに番組を録画したり、あるいは保存されている番組を再生できる。データ放送にも対応し、放送と通信が連携したサービスが利用可能という。

 試作機の大きさは、約102×50×28mm(高×幅×奥行)で、重さは約150g。テレビ視聴時間は約120分。CDMA2000 1xEV-DO方式に対応しており、200万画素CCDカメラやモノラルスピーカーを搭載している。また、携帯電話用と地上デジタル放送用のアンテナが一体化したダイバーシティアンテナが採用されている。

 同社では実験局免許を取得し、10月に開催されるイベント「CEATEC JAPAN 2004」や「WPC EXPO 2004」において受信デモを実施する。



URL
  ニュースリリース
  http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0409news-j/0929-1.html

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(関口 聖)
2004/09/29 17:56

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