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携帯と音楽の関わり方を語るパネルディスカッション

左がモデレーターを務めた国際IT財団 専務理事の中村 伊知哉氏、右が音楽制作者連盟 副理事長の山中 聡氏

左からサンプラザ中野氏、ブームプランニング 代表取締役社長の中村 泰子氏、NTT 第三部門 プロデュース担当の伊能 美和子氏
 10月7日、東京・渋谷で音楽制作者連盟が主催するパネルディスカッション「Music Meets Mobile」が開催された。パネラーとして同団体の副理事長である山中 聡氏、人気アーティストのサンプラザ中野氏、ブームプランニング 代表取締役社長の中村 泰子氏、NTT 第三部門 プロデュース担当の伊能 美和子氏が登場し、国際IT財団 専務理事の中村 伊知哉氏がモデレーターを務めた。

 パネルディスカッションは、音楽制作者連盟が音楽シーンの活性化を目的として10月10日まで開催されているイベント「in the city TOKYO 2004」のプログラムとして行なわれたもの。伸び悩んでいるという音楽業界にとって、およそ10年間で急激に普及した携帯電話とどのように関わっていくべきかというテーマで話が進められた。

 話題は、NTTレゾナントとin the city TOKYO 2004委員会が実証実験を行なっている携帯利用の楽曲検索サービスや、女子高生の動向、音楽のダウンロード販売と多岐に渡った。たとえば女子高生層のカラオケの利用頻度について中村氏は「(一気にブレイクしたアーティストがいた)2002年は、彼氏に聴かせたい、友達と歌いたいという理由でカラオケに行く女子高生が多かった。突出した人気を持つアーティストのいない現在は、当時よりも利用頻度が落ちている」と説明。

 女子高生では、お金の使い道の大半が携帯電話を占めるとも述べた同氏は、「彼女たちは、歌詞をきっかけに音楽へ興味を持っている。しかし、価格には非常にシビア。その一方で美しく撮影できるように進化したプリクラは、美白ブームもあって多くの女子高生が利用している。市場規模は600億円に達し、コミュニケーションツールとして活躍している」と語り、携帯電話のカメラ機能とともに基本的な女子高生の動向がコミュニケーション重視になっているとした。

 音楽業界と携帯電話の関係については、伊能氏が「音楽業界はCDの売上だけで市場規模を語っている。着信メロディや着うたなども含むべき。携帯電話はあくまでもツールであり、それをどうやって使うかが重要」と述べた。

 また、サンプラザ中野氏は「音楽をダウンロード販売する仕組みが確立すれば、1曲ずつの販売も可能になる。通常、CDアルバムをリリースするにはレコーディングから発売まで最短でも2カ月はかかる。1曲だけの販売が受け入れられれば、夏場に冬の曲を作るといった作業がなくなるなどアーティストにとっても楽になる。あとは楽曲の価格が横並びにならないほうが(ラインナップに)幅ができて良いだろう。サムスンからHDD搭載の携帯電話も登場しており、国内でも早くそういった端末が登場して欲しい」と語った。

 音楽事務所やレコード会社の立場に近い音楽制作者連盟の山中氏は「女子高生にとっての音楽は、消耗品に近いそうだが、一生聴きたいような曲を提供できるよう環境を作っていきたい。またアジア、特に中国市場は有望だ。今は不正コピーが横行しているが、着信メロディなどを窓口としてビジネスにつなげられるのではないか」と述べ、音楽業界はデジタルメディアを通じてさらに発展するとした。



URL
  イベント概要
  http://www.inthecity.jp/seminar/index1007.html

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(関口 聖)
2004/10/07 20:33

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