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NTT-AT、赤外線通信と固定網を使ったネット接続ソリューション

 NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は、赤外通信機能搭載の携帯電話とブロードバンド回線を使って携帯向けWebサイトが閲覧できるサービス「ホットアクセス」の試作機を開発した。10月20日から大阪で開催される食品機械の展示会「FOODTECH 2004」で出展される。

 「ホットアクセス」は、携帯電話の赤外線通信機能を利用してブローバンド回線に接続し、パケット通信料なしで携帯電話向けWebサイトが閲覧できるサービス。飲食店やホテルなどで、ユーザーが各テーブルに設置された専用装置と携帯電話で赤外線通信を行なうと、この装置からBluetoothによって店舗内の親機にアクセス、親機はADSLなどのブロードバンド回線に接続されており、パケット通信料を気にすることなくWeb閲覧できる。

 通信速度は30~50kbpsが想定されており、高速通信とはいかないが、定額制の固定網を利用するためパケット通信料がかからない。NTT-ATでは、ブロードバンド回線の利用料や、専用機器の利用料を店舗側が負担することで、ユーザーは無料で携帯向けインターネットが利用できるようなサービス形態を想定しているとのこと。なお、Web閲覧には専用のJavaアプリブラウザを利用しており、試作機の段階では公式ページのサイトは見ることができず、一般サイトのみの利用となる。

 店舗側の導入メリットは、最初のアクセス時に店舗の携帯向けWebサイトが表示されるため、タイムリーな情報提供ができるほか、サイトで紹介されているメールサービスやクーポンなどの利用率の向上など。集客力の向上につながるとしている。

 NTT-ATでは、2004年度内を目途に飲食店を対象にモニターを募集し、トライアルを行ないたい考え。前述のFOODTECH 2004やトライアルの反応を見て商用化を進めていきたいとのこと。



URL
  ニュースリリース
  http://www.ntt-at.co.jp/news/2004/release32.html
  ホットアクセス
  http://htht.jp/


(津田 啓夢)
2004/10/12 17:04

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