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iモード FeliCa端末がマンションの鍵になるサービス

 KESAKAシステム、コネクトテクノロジーズ、伊藤忠テクノサイエンス、NTTドコモ九州の4社は、iモード FeliCa端末をマンションの鍵として利用できるサービス「kesakaサービス」の提供を開始した。同サービスを導入した新築マンションは福岡市内に完成しており、11月末より入居が始まる。

 今回提供される「kesakaサービス」は、iモード FeliCa端末をマンションの鍵として利用できるようにするサービス。同サービスを導入したマンションに居住するユーザーが利用できる。対応マンションのドアには、鍵シリンダーは取り付けられておらず、入退去時のシリンダー交換が不要になることや防犯に繋がるといったメリットが挙げられている。なお、入居者には1戸につき、3枚のFeliCaチップ内蔵カードが手渡されるため、携帯電話が故障した場合や、iモード FeliCa端末を所有していない場合でも、鍵の開閉は可能。また停電への対応として、ドアキーリーダー部分には、約200回の開閉が可能な容量のバックアップ電池が設けられている。

 ユーザーに提供されるサービスとして、ドアが開錠されたことをメールで通知する「開錠通知サービス」や、外出先からドアの施錠状態をチェックできる「開/施錠状態確認サービス」、長期間の不在時に施錠履歴をチェックできる「開/施錠履歴確認サービス」、管理組合や建物管理者からの消防点検日時などのお知らせをメールで受け取れる「メッセージ通知サービス」が用意される。

 また、契約者が知人など他のユーザーに合鍵を発行できる「合鍵新規発行サービス」も提供される。これは、専用iアプリから第三者に対してメールで合鍵発行するという形になっており、メールを受け取ると専用アプリをダウンロードして、合鍵として認証される。間違って、見知らぬ相手にメールを送信した場合、悪用されるのを防ぐため、合鍵発行時には「この相手に発行するかどうか」といった認証を契約者自身が行なう。なお、有効期限を設定した合鍵の発行も可能となっている。

 利用料は月額420円、サービス申込時の事務手数料が3,150円。また合鍵発行料は、1回315円。このほか、管理組合あるいはマンションオーナーに対して24時間の保守メンテナンス代が1戸あたり月額1,050円。機種変更した場合、鍵の再発行料として1回315円必要。

 今後4社では、戸建住宅や既存マンション、1戸ごとのニーズに対応していく予定。



URL
  KESAKAシステム
  http://www.kesaka.net
  コネクトテクノロジーズ
  http://www.connect-tech.co.jp/
  伊藤忠テクノサイエンス
  http://www.ctc-g.co.jp/
  NTTドコモ九州
  http://www.docomokyusyu.co.jp/

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(関口 聖)
2004/11/11 17:09

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