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“定額戦争冬の陣” いよいよ大手3社がそろい踏み

 10日、ボーダフォンが3G端末向けにパケット通信定額サービス「パケットフリー」を発表した。ついに大手3キャリアすべてがパケット定額制を導入したことになる。ここで、キャリア別にもう一度、パケット割引サービスをおさらいし、選び方のポイントをまとめてみよう。

 なお、本稿での価格表記は全て税抜き表示としている。


NTTドコモ/FOMA

 NTTドコモの定額制「パケ・ホーダイ」は、月額6,700円の「FOMAプラン67」、月額10,000円の「FOMAプラン100」、月額15,000円の「FOMAプラン150」、月額9,800円の「ビジネスプラン」と組み合わせなければならず、やや敷居が高い印象だ。

 一方、月額料金が1,000円、3,000円、6,000円と3つのラインナップからなる「パケットパック」は繰り越しできるうえ、通話にも利用できるので使い勝手もよく、お得感が高い。1カ月の請求額が10,000円以内で、比較的パケット通信を利用する人は、まず「パケットパック30」を契約し、もし大幅に超過するならば「パケ・ホーダイ」、もしくは「パケットパック60」へのステップアップを考えるといいだろう。

 「パケ・ホーダイ」および各「パケットパック」の月額基本料を踏まえれば、導入の目安は、「パケットパック10」が月5,000パケット以上30,000パケット未満、「パケットパック30」が30,000パケット以上78,000パケット未満。「パケ・ホーダイ」は78,000パケット以上になる。なお、「パケットパック60」はパソコンでのデータ通信をする人で、通話も多く、なおかつ携帯電話でのパケット通信を使う人に適したパックと言えるだろう。


パケット通信量から見た各割引・定額プランの比較グラフ

au/CDMA 1X WIN

 年末モデルが近日登場し、さらに勢いを加速させたいCDMA 1X WIN。主力商品の「ダブル定額」はどの月額プランとも組み合わせ可能で、40,000パケットまでは一律2,000円となっている。40,000パケット〜84,000パケットまでは、その2,000円に加えて、“1パケットあたり0.05円”という料金設定で利用した分だけ払えばよい。84,000パケット以上はどれだけ使っても4,200円だ。

 最低で2,000円、どれだけ使っても4,200円というわかりやすさは導入しやすく、他社の定額制にはない魅力だ。

 導入の目安となるのは「25,000パケットを使うかどうか」という基準になるだろう。25,000パケットは、「パケット割」を適用しない状態で5,000円分にあたる。定額制の安心感という魅力も加味すると、パケット通信料だけでコンスタントに1,500円程度払っている人ならば検討の価値は十分にあるだろう。

 ややわかりにくいのが、12月から1パケットあたりの単価が改定される「パケット割WINスーパー」と「パケット割WINミドル」だ。年内発売予定のカシオ計算機製WIN端末「W21CA」の登場が両プランの存在を複雑にしている。

 「W21CA」にはパソコン向けサイトの閲覧機能が搭載されているが、その機能を使って通信した分に関しては、ダブル定額の対象外となり、パソコンに接続してデータ通信を行なった場合と同じ課金体系になる。

 利用料は、「パケット割WINスーパー」が月額7,500円で同額の無料通信分(50万パケット分)が付属し、パケット単価が0.015円、「パケット割WINミドル」が月額4,000円で同額の無料通信分(16万パケット分)が付属、パケット単価は0.025円。このほか月額1,000円の「パケット割WIN」も、同額の無料通信分(12,500パケット分)が付属している。

 12月1日以降、「パケット割WINスーパー」「パケット割WINミドル」ともにEZwebやEメールの通信については、課金上限が4,200円に定められている。「パケット割WINスーパー」であれば、EZwebとEメールをとことん利用しても無料通信分の7,500円分のうち、3,300円分をPCサイトビューアーやパソコンでのデータ通信に使えるということだ。

 一方、「ダブル定額」を利用して、毎月確実に上限額の4,200円まで行っているならば、「パケット割WINミドル」も検討の価値がある。契約すれば、PCサイトビューアーとパソコンでの通信において、パケット単価をダブル定額の半額にできる。

 広くオススメできるのは、やはり「ダブル定額」。幅広い層に受け入れられる価格設定は大きな魅力だ。「ダブル定額」を使っていて、毎月のように2,000円台ならば「パケット割WIN」に移行し、毎月4,200円に到達しているのであれば「パケット割WINミドル」を選ぶのが賢い選び方ではないだろうか。

 導入の目安は、5,000パケット以上25,000パケット未満なら「パケット割WIN」、それ以上なら「ダブル定額」。「パケット割WINスーパー」と「パケット割WINミドル」はPCサイトビューアー搭載端末のユーザー、あるいはパソコンにWIN端末を接続するユーザー向けのプランと言えるだろう。

 なお、「ダブル定額」「パケット割WINスーパー」「パケット割WINミドル」「パケット割WIN」は、学生対象の基本料50%割引サービス「ガク割」と併用できない。利用者は注意しよう。


通信量から見た、CDMA 1X WIN向けパケット通信料割引・定額プランの比較グラフ

ボーダフォン

 11月21日開始予定の定額制サービス「パケットフリー」は、月額5,900円以上の基本プランと組み合わせなければならない。つまり、定額にするには5,900円+3,900円=9,800円が最低必要となる。ただし、「パケットフリー」は家族割引の副回線にも適用できる。副回線のユーザーで、契約プランが「バリューパックシルバー」であれば、月額6,850円で済むことになる。

 パケット通信料に対して一切の割引を適用しない場合、同社の3G端末は1パケット0.2円となり、3,900円という価格は19,500パケット分になる。

 一方のパケット通信料割引サービスを見てみよう。「ハッピーパケットレギュラー」は、月額1,200円で1パケット0.07円になる。12月21日に新設される「パケットエコノミー」は、月額2,000円で1パケット0.05円。また、月額2,950円の「ハッピーパケットスーパー」は1パケット0.04円だ。それぞれ月額料金と同額の無料通信分が付属する。

 パケット通信料の割引率は「スーパー」が80%、「エコノミー」が75%、「レギュラー」が65%となっており、エコノミーがコストパフォーマンスに優れる。

 先述した「パケットフリー」の3,900円分を、各パケット通信料割引サービスのパケット単価から見てみると、「レギュラー」であれば約55,714パケット分、「エコノミー」であれば78,000パケット分、「スーパー」であれば97,500パケット分となる。

 ドコモと同様、請求額が月10,000円以内で、パケット通信を多く利用する人は、まずエコノミーで様子を見るのがオススメだが、導入の目安は6,000パケット以上28,500パケット未満ならハッピーパケットレギュラー、28,500パケット以上42,142パケット未満ならパケットエコノミー、42,143パケット以上97,500パケット未満ならハッピーパケットスーパー、97,500パケット以上ならパケットフリーとなる。

 ただし、新3G端末では、SMSおよびMMSが新たなメッセージサービスとして導入される。これらの受信料はSMSならば無料、MMSならば1通あたり全角192文字まで無料だ。しかし送信料、通常であれば1通3円(MMSは最大200円)となり、「ハッピーパケットレギュラー」であれば1通1.05円、「パケットエコノミー」であれば1通0.75円、「ハッピーパケットスーパー」であれば1通0.6円になる予定で、「パケットフリー」は使い放題だ。ブラウジングだけを頻繁にするのであれば各パケット通信料割引サービスも有力な候補となるが、メールを数多く送信する人は「パケットフリー」のほうが安心できるだろう。


通信量から見たボーダフォン 3G向け割引・定額プランの比較グラフ


URL
  NTTドコモ
  http://www.nttdocomo.co.jp/
  au
  http://www.au.kddi.com/
  ボーダフォン
  http://www.vodafone.jp/
  ケータイにも定額制時代がやってきた
  http://k-tai.impress.co.jp/static/special/2004/07/01/

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(伊藤 大地)
2004/11/12 18:29

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