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PHSとGPSで広範囲に対応できる位置情報検索システム

 NTT-ATテクノコミュニケーションズは、PHSとGPSを組み合わせた位置情報検索システム「ドッチミール」を開発した。システムの予価は80万円~。2月末より販売を開始する予定。

 ドッチミールは、携帯端末の位置情報を一つの場所で管理するシステム。運送業者が各車両の運行状況を把握したい場合などの利用を想定している。同社ではNTTドコモのPHSによる位置情報検索機能を利用した「パルミール」というシステムを販売しているが、ドッチミールではそれにGPSを加えることで「PHSの位置情報サービスが利用可能なエリア」だけでなく「GPSとその情報を送信する携帯電話の使用可能なエリア」も1つのシステムでカバーする。これにより、GPSが使えない都心部や屋内、PHSの使えない郊外の移動機の位置情報を扱うことができる。

 移動機側では、NTTドコモのいまどこサービス対応のPHSと、ソニー製のGPSレシーバー「IPS-8000」、IPS-8000を接続するための携帯電話を使用する。IPS-8000は携帯電話に直接接続することのできるGPSレシーバーで、携帯電話を使って位置情報をドッチミールのサーバーに送信できる。

 ドッチミールのサーバー側は、ISDNを介してNTTドコモの位置情報センターと、IPS-8000の繋がった携帯電話と通信することにより、各移動機がどこにいるかを地図上で確認できる。地図データとしてはIPCのMapDKIV(10万円で別売)に標準対応し、オプションとしてゼンリンのZmap-Town IIやNTT-MEのMEマップ、アルプスのプロアトラスなども利用可能で、日本全国に対応できる。なお、一度に登録できる移動機の数は、PHS・GPSともに100台ずつとなっている。



URL
  NTTアドバンステクノロジ
  http://www.ntt-at.co.jp/index_j.html


(白根 雅彦)
2001/01/17 14:06

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