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901i向けコンテンツ、3Dゲームやデコメールテンプレートが登場

 NTTドコモの新FOMA端末「901i」シリーズが11月26日より順次発売される。新シリーズの登場にあわせて、ゲームや着信メロディなど、iモードで提供される各種コンテンツもパワーアップしている。


アクションゲーム、サウンドノベルも3D画像・3Dサウンドで

幅広いジャンルのゲームが登場
 901iシリーズの共通仕様の中でも、大きな特徴としてアピールされているのが、3Dグラフィックの強化と、空間を表現するという3Dサウンドの採用だ。どちらも活かせる存在として、ゲームが挙げられるが、901iシリーズの登場にあわせて各コンテンツプロバイダからさまざまなタイトルが配信される。

 端末発売時に登場するゲームは全13本。この中で、家庭用ゲーム機などで人気を得たタイトルとしては、カプコンの「バイオハザード ストーリーズ」、ナムコの「太鼓の達人♪」、バンダイネットワークスの「i機動戦士ガンダム3D」などが登場する予定だ。また、ジー・モードからは、3Dサウンドでの楽器演奏が楽しめるというアプリ「もっと!どれみーず♪」というひと味異なるコンテンツも提供される。

 このほか、立体的なグラフィックで臨場感に溢れるソニー・コンピュータエンタテインメントの「みんなのGOLF」や高い人気を得たコナミオンラインの恋愛シミュレーションゲーム「ときめきメモリアル」などが12月中に、スクウェア・エニックスの名作ゲームをベースにした「フロントミッションモバイル」や同名ゲームの第2弾を移植したカプコンの「逆転裁判2」が今冬に登場する予定。3Dサウンドを活かしたコンテンツとしては、チュンソフトから「かまいたちの夜2」が来年1月中旬に配信されるという。

 これらのコンテンツを含め、現時点で901i向けゲームを配信するのは全40サイトとなっている。


“空間を表現する”着メロ登場、着モーションも3Dに

着信メロディは最大100KB、着モーションは最大500KBに
 携帯電話を代表するコンテンツでもある着信メロディは、今回の901iシリーズから「3Dサウンド」対応となる。3Dサウンドは、端末側だけではなく、着信メロディのデータも対応していなければ楽しめない。ドコモによれば、3Dサウンド対応の着信メロディを配信するサイトは、全55サイト。

 このうち、ドワンゴの「いろメロミックス」や、三愛 ギガネットワークスカンパニーの「着信メロディGIGA」など44サイトが端末発売と同時に対応コンテンツの配信を開始する。

 また、900i向けコンテンツとして登場した着モーションもパワーアップしており、端末発売時には、53サイトから3Dサウンド対応のコンテンツが配信される。


デコメールテンプレート、Flashも

 いわゆるHTMLメールの仕組みを採用し、表現力を向上させた「デコメール」は、ユーザーにより使いやすくするため、コンテンツプロバイダからテンプレートが提供される。好みのキャラクターやデザインがあしらわれたメールの雛型をダウンロードする形になり、従来よりも手軽にデコメールをやり取りできるようになるだろう。

 現時点でデコメールテンプレートの配信を予定しているのは全48サイト。このうち、ディズニーやサンリオなど41サイトが端末発売時にサービスを開始する。

 505iシリーズや900iシリーズで採用されたFlashは、901iシリーズより電波状況やバッテリー残量の表示が可能になる。携帯電話の画面上を隅々までカスタマイズできるようになるが、Flashを活かした新サービスを含めると今後、全69サイトで対応コンテンツが配信される予定。端末発売時には、ジグノシステムジャパンやジェイ・アニメ・ドットコムなどから45サイトが配信を開始する。


デコメールテンプレートは全48サイトで提供予定 パワーアップしたFlashは全69サイトで配信予定

 いずれのコンテンツも表現力が豊かになり、楽しさが増す一方で、ファイルサイズの制限が拡大しており、利用時のパケット通信量も増加することになる。安心して楽しむには定額制サービス「パケ・ホーダイ」や、通信料割引サービス「パケットパック」の契約を検討したほうが良いだろう。



URL
  NTTドコモ 901iシリーズ紹介サイト
  http://901i.nttdocomo.co.jp/

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(関口 聖)
2004/11/18 14:18

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