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ドコモ、端末メーカーと共同でFOMA用プラットフォーム開発

 NTTドコモは、端末開発のコスト低減、品質向上を目的に、FOMA用のソフトウェアプラットフォームを開発した。内部のOSには、Linux OSとSymbian OSが採用される。

 新開発の端末プラットフォームは、FOMA端末の開発コストの低減や品質向上を目的としたもの。端末メーカーは、基礎部分を共用することで高機能化が進む携帯電話のソフトウェア開発規模の肥大化を抑制できる。Linux OS版とSymbian OS版が用意され、前者はドコモ、NEC、パナソニック モバイルコミュニケーションズの共同開発、後者は富士通との共同開発によるもの。

 今回のプラットフォームは、ミドルウェア、OSの改変部分、デバイスドライバソフトのサンプルなどで構成され、端末メーカーは独自アプリケーションの開発に注力できるとしている。また、プラットフォームに含まれる「開発環境用ソフトウェア」を用いることで、ハードウェアの開発前からアプリケーションの開発に着手できるようになる。

 ドコモでは、今回のプラットフォームを端末メーカー各社にライセンス提供していく考えだ。新プラットフォームは、Linux OS版がN901iC、N900iL、P901i、Symbian OS版がF901iCで採用される予定。なお、Symbian OS搭載のD901iについて、三菱電機では「FOMA開発で富士通と協業しており、D901iで採用するSymbian OSについてもこの協業関係によるもの」としている。



URL
  ニュースリリース(NTTドコモ)
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/04/whatnew1118.html
  ニュースリリース(NEC)
  http://www.nec.co.jp/press/ja/0411/1804.html

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(津田 啓夢)
2004/11/18 16:24

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