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NTTレゾナントと三菱総合研究所は、携帯電話向けのアンケート調査「gooリサーチ・モバイルモニター」で、パケット通信の定額サービスについて調査した。調査期間は9月3日~9日の1週間で、有効回答者数は4,237人。
その結果、実際の定額サービス加入者は全体の1割弱(9.1%)に留まったが、「今後加入予定」と回答した利用意向を示すユーザーは33.2%と高かった。また、加入後の通信料金の変化については、「わからない」(19.6%)や、「加入前より料金が高くなった」(15.8%)が多く、料金面での割引効果は薄い結果となった。
しかし、加入後のパケット通信の頻度は、「かなり増えた」が62.5%、「多少増えた」が25.1%と多く、合計すると約9割のユーザーが利用頻度が拡大したと回答。こうした結果は有料コンテンツの購入にも影響しており、半数(50.7%)が「以前と変わらない」としたものの、「かなり増えた」(19.6%)、「多少増えた」(26.9%)の合計は5割弱にのぼった。その利用用途は、「動画メール」やGPSなどの「位置情報サービス」、ゲーム、アプリなどが高い。
なお、定額サービスに今後も加入しない意向を示すユーザーは、「既存料金プランで満足」(34.1%)、「パケット通信をあまり使わない」(32.2%)、「加入したら料金が高くなりそう」(27.2%)とする声が多かった。
■ URL
調査概要
http://research.goo.ne.jp/Result/0408op31/01.html
(津田 啓夢)
2004/12/07 16:44
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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