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ケータイを傾けて操作できるセンサー搭載の「V603SH」

V603SH(ブリーズィゴールド)
 「V603SH」は、端末の傾きや動きを感知できる「モーションコントロールセンサー」を搭載したシャープ製のPDC端末。2月中旬以降に発売される。

 「モーションコントロールセンサー」は、電子コンパスなどで採用される3軸の地磁気センサーと2軸の加速度センサーで合計5軸計測が可能な、ボーダフォンと愛知製鋼の共同開発による1チップのセンサー。端末を上下左右に傾けてメニュー操作したり、あらかじめ動作登録しておいた動きをすると、よく使う機能をすぐに呼び出すことも可能。

 端末には、このセンサーを使ったセガのガンシューティングゲーム「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド・モバイル」(体験版)や、タイトーのゴルフゲーム「振るスイング!ゴルフ」(体験版)などがプリセットされる。

 液晶画面が180度反転する「Swivel Style」を採用し、端末は、光学2倍ズーム搭載のオートフォーカス機能付き202万画素CCDカメラを装備。ディスプレイを大きなファインダーとして撮影が行なえる。ディスプレイは、2.4インチ、240×320ドット、最大26万色表示のASV液晶となっており、液晶の品質は902SH・802SH相当となる。

 テレビチューナーも装備しており、付属のイヤホンアンテナを利用してテレビ放送も楽しめる。またEPG対応で、見たい番組などの検索も行なえるほか、テレビやラジオの録音も可能で、有料登録すれば録画予約もできる。

 静止画の端末保存容量は12MBで、SDメモリーカードスロットを搭載。文字変換にはケータイShoin3を採用。着信メロディは64和音対応となる。

 連続待受時間は約450時間で、連続通話時間は約130分。テレビやラジオの視聴時間は最大約60分となる。大きさは約50×99×25mmで、重さが約142g。ボディカラーはブリーズィゴールド、ピュアシルバー、ヒーリングブルーの3色。


V603SH(ピュアシルバー)
V603Sh(ヒーリングブルー)

 発表会では、開発中の端末を利用してモーションコントロールセンサーの使用感を試すことができた。ショートカット機能などは少し慣れる必要があるかもしれないが、練習モードも用意されているため、動作に手こずるというほどではなかった。また、端末を振ったりするとマラカスのように音が楽しめる機能「シェイクサウンダー」といった機能が用意されており、実用面よりエンターテイメント系の機能が充実している印象だ。

 プリセットされたVアプリも試してみたが、磁気の影響を受けやすいセンサーのため、たくさんの端末が並ぶ発表会では、なかなか正常に動作してくれなかった。ただし、人垣から少し離れると動作するため、特殊な状況でなければこれも問題はなさそうだ。

 なお、ボーダフォンでは、モーションコントロールセンサーを制御するJavaの仕様も公開する。これによって、コンテンツプロバイダーから、同センサーを利用したユニークなアプリが登場することが期待できるという。


V603SH
どちらかといえば男性がターゲットだという 液晶画面が180度反転する「Swivel Style」を採用

端末は「V602SH」とほぼ同サイズ 端末を開いたところ ボタン配置

側面部には操作ボタンや、モーションコントロールセンサーのボタンを搭載 ヒンジ部にスピーカーを搭載 もう一方の側面には、SDカードスロット、テレビ出力端子、ストラップホールなどがある

光学2倍ズーム搭載のAF機能付き202万画素カメラ 赤外線通信ポート

メニュー画面 ショートカットはユーザー自身で設定できる モーションコントロールセンサーの練習画面

端末を振る動作でさまざまな音が楽しめる「シェイクサウンダー」 アプリメニュー 「振るスイング!ゴルフ」(体験版)のデモ。スタッフがフルスイング

ガンシューティングゲーム「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド・モバイル」(体験版) 磁気の影響でなかなか思うように試せなかった


URL
  ニュースリリース(PDF形式)
  http://www.vodafone.jp/japanese/release/2005/050131.pdf

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ボーダフォン、「V603SH」「V603T」を2月中旬以降発売


(津田 啓夢)
2005/01/31 19:25

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