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テレビ視聴にこだわった東芝製「V603T」

V603T
 「V603T」は、ディスプレイ部が360度回転する「TVビュースタイル」を採用した東芝製のPDC端末。2月中旬以降に発売される。

 端末を開いた状態で、ヒンジ部側面のロック解除ボタンを押しながら背面方向にディスプレイ部を360度回転させて折りたたむと、自動的にテレビ機能が起動する「TVビュースタイル」を採用。テレビの録画機能やキャプチャー機能を搭載し、録画やキャプチャーした画像は、録画した端末のみ再生できる。EPGで見たい番組を検索することも可能で、有料登録すれば予約録画も可能。

 テレビの視聴性を高める工夫として、充電台には傾斜がつけられており、端末を横向きに置くとテレビが視聴しやすいようになっている。ただし、充電しながらテレビを楽しむ場合は、充電ケーブルを直接端末に接続する必要がある。このほか、端末パッケージには巻き取り式のイヤホンアンテナなども同梱される。

 カメラ部は131万画素のCMOSカメラを搭載し、miniSDメモリーカードスロットも装備する。メインディスプレイは、2.4インチ、240×320ドット、最大26万色表示のスーパーファインポリシリコンTFT液晶、サブ液晶は、1.1インチ、112×112ドット、最大65,000色表示のTFCC液晶となる。

 このほか、赤外線通信機能やQRコードの読み取り機能、カラオケ機能などもサポート。文字入力にはモバイルルポを採用する。3D待受アプリ「くーまん」などがプリセットされる。

 連続待受時間は約380時間で、連続通話時間が約120分。テレビやラジオの連続視聴時間は最大約60分。大きさは約50×103×25mmで、重さが約142g。ボディカラーは、女性をターゲットにしたポップなカラーリングが採用され、ピンク&ピンク、ブラック&シルバー、ネイビー&グリーンの3色展開となる。


ブラック&シルバー
ネイビー&グリーン

V603T
女性を意識したポップなカラーリング 数字ボタンなどは大きめのものが採用されている

底面部 側面部に赤外線通信ポート。ヒンジ部にはTVビュースタイルのロック解除ボタン ロック解除ボタンで、ディスプレイ部が360度回転

回転させるとテレビが起動 TVビュースタイルにすると、底面部にはボタン部のみが露出 リール式のイヤホンアンテナと充電台

充電は一般的な利用スタイルとなる メニュー画面は上下左右に移動する東芝メニュー メニュー画面第2階層

テレビメニュー EPG画面 録画予約は有料登録で対応


URL
  ニュースリリース(PDF形式)
  http://www.vodafone.jp/japanese/release/2005/050131.pdf

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(津田 啓夢)
2005/01/31 20:01

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