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インテリシンク、携帯機器と企業内ネットワークを結ぶ法人サービス

インテリシンク 副社長の井出 龍彦氏
 インテリシンクは、モバイル機器と企業内のグループウェアを同期させるためのプラットフォーム「Intellisync Mobile Suite(IMS) Ver.6.2J」を発表した。

 IMSは、グループウェア内のメールやアプリケーションデータ、ビジネス文書などのデータを、携帯電話やPDA、ノートパソコンなどのモバイル機器と同期できる法人向けソリューション。昨年10月に発表したVer.6.0Jでは、モバイル機器からグループウェア内のメールやPIM情報にアクセスできる機能「Intellisync Email Accelerator」が提供されており、今回のVer.6.2Jでは、セキュリティ機能や携帯電話やPDA、パソコンなどのクライアント側を管理者側が一元管理できる機能「Intellisync System Management」などが追加される。

 モバイル機器の管理機能では、1つの管理画面で全てのモバイル機器を把握できるほか、接続中の携帯電話の機種を自動識別する機能を搭載。また、セキュリティ機能では、Windowsドメイン、Domino、LDAP、Intellisyncの各認証方式に対応。グループウェアにアクセスする際のパスワードを端末側に記録させるかどうかといった設定も管理者側が行なえる。端末の盗難紛失を想定して、指定ファイルの削除やデバイスのハードリセット、端末ロックも可能で、ワイヤレス環境でのデータの受け渡しをスムーズにするため、転送データのリスタートやファイルの差分のみのダウンロードなどもサポートする。

 このほか、ビジネス文書やHTML形式のデータなどを管理者側から一括でプッシュ配信できる機能「Intellisync File Sync」なども提供される。

 また、「Intellisync Email Accelerator」も機能強化され、データシンクロ技術「SyncML」に対応したボーダフォン「702NK」でデータ同期が可能になった。今後、Symbian OS搭載端末や、iアプリ、EZアプリ(BREW)、Vアプリなどもサポートする予定だ。

 Email Accelerator、System Management、File Syncの価格は、1ラインセンスあたり12,600円、50ライセンス以上から導入できる。

 発表会で説明を行なったインテリシンク 副社長の井出 龍彦氏は、「IMSでフィールドで活躍する営業スタッフに生産性の高いツールを提供できる」とコメント。同社では、モバイル環境でのセキュアな法人ソリューションとして同製品をアピールしていきたい考えだ。


Intellisync System Management モバイル機器を一元管理 盗難・紛失保護機能

Intellisync File Syncの使用例 Intellisync Email Acceleratorも機能拡張 今後、順次新機能が追加される予定


URL
  製品案内
  http://www.intellisync.co.jp/enterprise/ims.html

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(津田 啓夢)
2005/02/15 15:01

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