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三重テレビとKDDI、地デジ携帯向けに緊急地震速報の受信実験

試作の地上波デジタル対応携帯電話で受信したイメージ
 三重情報通信基盤整備協会と三重テレビ放送、KDDI、ウェザーニューズは、気象庁の「緊急地震速報」を利用した防災放送を、地上デジタル放送対応の携帯電話で受信するための実用化試験を行なうと発表した。

 気象庁の緊急地震速報は、2004年2月から同庁が試験運用を開始した地震速報。各関係機関に専用線で情報が伝達される。緊急地震速報では、震源地から発生する初動のP波、主要動のS波の伝播速度の差を利用し、先に広がるP波の情報から震源やマグニチュード、震度を予測し、大きな揺れを伴うS波の到達前に情報発信が可能。

 今回の実証実験では、KDDIが開発中の地上デジタル放送対応端末で、携帯電話向けに生成された緊急地震速報の内容を三重テレビの地上デジタル放送波(1セグ放送)から受信する実験が行なわれる。また同時に、1セグ放送と連携した通信コンテンツとして、各地の詳細な震度予測などの情報が配信される。緊急地震速報は、一般的に地震発生から5~10秒後に発信される情報であり、携帯電話側ではCメールを利用して受信機能を自動起動させる仕組みが用意される。自動起動の仕組みや通信による配信コンテンツはウェザーニューズが開発を担当する。

 実用化試験は3月1日~25日までの期間、三重県で行なわれる。県内の知事や防災関係者に試験用の端末が計10台配布されるほか、防災放送の受信に際するメンタル面での分析なども行なわれる予定。


三重テレビ放送 取締役総務局長兼技術局長の別所 正章氏
 24日には都内で記者向けに発表会が行なわれた。説明を行なった三重テレビ放送 取締役総務局長兼技術局長の別所 正章氏は、同実験の目的について「緊急地震速報はまだ放送システムとの融合が確立されていない。地域の放送局として地震や津波に対して取り組むなかで、早く開発して利用できるようにしたい」と述べた。

 三重県を含む東海地方の太平洋に面した地域では、近年、南海地震、東南海地震といった大規模な地震の発生が懸念されている。同氏は実験で伝えられる地震情報について、「将来的に、津波予報なども提供することで、避難の初動に有効な手段となるのではないか。三重の太平洋に面した地域はリアス式海岸が多く、津波が予想以上に大きくなる可能性がある。今後は、GPS機能やナビゲーション機能などと連携し、土地勘のない人でも避難場所まで案内できるような取り組みも行なっていきたい」と今後の展望や、直下型地震への対応が課題であることを語ったほか、「各社、手弁当でやって頂いている。先駆的に誰かがやらなければいけない内容で、今回はいいコンソーシアムができたのではないか」と述べた。


気象庁の緊急地震速報の特徴。放送波などで広く発信されるのは今回の実験が初めて 実験について

実験における情報の流れ。放送、通信の双方を利用する 携帯電話の画面でも即座に認識できるよう、情報のアイコン化が考案された

地デジ放送の受信画面が自動起動した直後。三重県南部では15秒以内に震度6弱以上の揺れが到達するという内容 揺れが各地に到達した後は各地の予想震度が表示。画面下半分にはデータ通信による詳細情報が表示されている


URL
  ニュースリリース(KDDI)
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2005/0224a/
  三重テレビ放送
  http://www.mietv.com/
  ウェザーニューズ
  http://www.weathernews.com/
  三重情報通信基盤整備協会
  http://www.miearea.jp/kyokai/


(太田 亮三)
2005/02/24 18:49

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