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ガートナー調査、2004年の国内携帯販売台数は2年ぶりに前年割れ

 カートナージャパンは、2004年の日本の携帯電話端末販売台数に関するレポートを発表した。同レポートによれば、2004年通年の販売台数は、前年を10.5%下回る4,357万台だった。販売台数が前年割れとなるのは、2001年、2002年に続き、2年ぶり3度目のこととなる。

 メーカー別では、833万5,400台を販売したNECがシェア19.1%でトップとなったが、前年の23.6%からは後退。2位となったパナソニックも、16.8%から15.3%へと若干シェアを落としている。これに対し、3位のシャープは11.8%から14.8%へ、4位の三洋電機が7.3%から10.7%へと大きくシェアを伸ばした。5位のソニー・エリクソンについても、7.3%から7.9%とシェアを拡大している。

 ガートナーでは、あわせて2004年第4四半期の販売台数ならびにシェアを発表している。それによれば、同期の販売台数は1,023万8,100台で、メーカー別では、パナソニック(17.3%)、NEC(15.3%)、シャープ(14.1%)、三洋電機(11.5%)、ソニー・エリクソン(10.0%)となっている。

 同社では、第4四半期にパナソニックが好調だった理由について、着せかえパネル(カスタムジャケット)が人気となったほか、FOMAのプラットフォームをNECと共通化することで、NEC製端末ユーザーからの乗り換えを促進できた点を指摘。NECの伸び悩みについては、新色を投入したものの、形状が従来と変わらず、カメラの高画素化に後れを取ったことが原因ではないかと分析。シャープについては、カメラの高画素化に加え、スウィーベルスタイルの採用で、カメラ機能の高度化をアピールできたことがシェア拡大に貢献したと見ている。

 ガートナーによれば、2005年は音楽再生機能が買い換え促進要因となるが、その影響は一部に限定されるという。FeliCaについても、2006年1月にJR東日本が「モバイルSuica」をスタートするまでは、影響の範囲が一部に限定されるとしている。その結果、同社では、2005年通年の販売台数は4,200万~4,500万台程度にとどまるのではないかと予測している。



URL
  ガートナージャパン
  http://www.gartner.co.jp/


(湯野 康隆)
2005/03/23 14:58

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