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ドコモ、“環境に優しい”植物原料プラスチックの携帯を試作

SO506iCをベースにした試作端末
 NTTドコモは、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズと協力して、環境問題に配慮した施策の一環として、ムーバ端末「SO506iC」をベースに、ボディ材料に植物原料プラスチックを採用した携帯電話端末を試作した。

 今回開発された試作端末は、ボディ材料に植物原料プラスチックを採用したもの。この材料は、トウモロコシやジャガイモなどから採取されたでんぷんや糖類を乳酸菌で発酵させたものをベースにしており、環境中で徐々に分解し、最終的には水と二酸化炭素になるという。

 材料そのものは、ソニーが開発したもので、既にソニー製品の一部に利用されている。試作端末では、ディスプレイ背面側や数字キー周辺など筐体面積の約60%が植物原料プラスチックになっているという。ドコモによれば、内部パーツからの熱などの関係上、同材料で全ての表面を覆うことはできなかったとのことだが、今後も改良を重ねていくとしている。

 重量や大きさなど、スペック上の数値は従来の「SO506iC」と同じ。愛知県で開催されている「愛・地球博」において、ドコモ関係スタッフが連絡用として試作端末を利用するほか、今後開催される展示会などへの出展も検討されている。


側面 ディスプレイ背面 キー周辺

キー側ボディ背面にも植物原料プラスチック


URL
  ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/05/whatnew0421a.html


(関口 聖)
2005/04/21 15:35

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