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同システムは、携帯電話などから通常のWebコンテンツを閲覧できるように変換する同社のミドルウェア「Portal-to-Go」をベースにしたサーバーソフト「Oracle iAS Wireless Edition」を利用して、沖電情報サービスと共同開発したもの。 「Portal-to-Go」は、HTMLやJavaScriptで記述されたPC向けのWebコンテンツを、携帯電話やPDAから閲覧できるように変換するミドルウェア。iモードのCompact HTML、EZwebのHDML、J-スカイのMMLのほか、WML、TTML、VoxMLなどの記述言語にも対応することから、今回の選挙速報配信サービスを対応の携帯電話・PHS（H"LINKのみ非対応）でアクセスできるようになっている。選挙速報配信サービスの保守・運用は沖電情報サービスが担当する。 沖縄県浦添市が今月11日に実施する浦添市長・市議会議員選挙で、同システムが初めて活用されることになっており、浦添市役所が設ける選挙速報サイトへ携帯電話・PHSからアクセスすると、浦添市選挙管理委員会から提供される投開票状況のデータが閲覧できる。閲覧できるものは、浦添市内全16カ所の投票所ごとの投票率や、開票開始時から１時間おきに発表される各候補者の得票状況など。携帯電話・PHS向けサイトは、同日午前８時からオープンする。 日本オラクルでは、これを皮切りに全国の地方自治体へも、今年７月に予定されている次期参院選に向けて同システムを提供していく方針で、ASP形式による有料提供を予定しているという。 なお、今後「Oracle iAS Wireless Edition」に機能を追加し、今年４月以降には「Oracle 9i Application Wireless Edition」として提供する予定。 ■ ＵＲＬ 選挙速報サイト（携帯電話向け） http://www.city.urasoe.okinawa.jp/senkyo/ 選挙速報サイト（パソコン向け） http://www.city.urasoe.okinawa.jp/elec/ 日本オラクル http://www.oracle.co.jp/ 沖電情報サービス http://www.interc.ne.jp/ ■ 関連記事 ・ オラクル、既存のWebに携帯電話からアクセスするソフト （松下 麻利） 2001/02/09 14:13 | ||||||
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