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MCA調査、2004年度携帯市場は減少も今後は回復と予測

 エムシーエイ(MCA)は、携帯電話端末や無線LAN端末など無線端末市場に関するレポート「無線端末機器市場要覧 2005」を発刊した。

 同レポートでは、携帯電話端末、PHS端末、無線LAN端末、PDA、事業所用コードレスの5種類のデバイスについて2004年度の出荷数や市場規模などを明らかにしている。それによれば、調査対象5品目の合計の2004年度の市場規模は前年比91.7%の1兆9,368億円。前年比ダウンとなった大きな背景として、同市場の9割を占める携帯電話端末が出荷金額ベースで前年比84.3%と落ち込んだことを挙げている。

 一方で、携帯電話端末においては2004年度はトレンドの端境期と位置付けており、2005年度以降は同市場の回復が本格化すると予測。具体的には、循環的な買換え需要の拡大期、番号ポータビリティの導入、新規事業者の参入や3.5G端末の投入などの要因がプラスに働き、市場規模は再び拡大すると分析している。これにより、上記5品目の合計市場規模は2007年度には2兆4,999億円にまで拡大すると予測している。


無線通信端末機器の市場トレンド
(出典:MCA)

 2004年度における国内携帯電話端末市場については、出荷台数が4,395万台となった。メーカー別シェアでは、1位はNEC(18.0%)、次いでパナソニック(15.5%)、シャープ(15.0%)、三洋電機(10.2%)と続いた。1位のNECは前年の22.4%から18.0%にシェアを落とし、3位のシャープが12.4%から15.0%までシェアを拡大するなど、上位2メーカーにシャープが迫る構図へと変化したとしている。


2004年度 携帯電話端末の出荷動向
(出典:MCA)


URL
  ニュースリリース
  http://www.mca.co.jp/report&colum/2005/0511.htm


(太田 亮三)
2005/05/11 15:40

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