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ボーダフォンは、ボーダフォングループの保有する同社の持株数が90％を超えたこと受けて、東京証券取引所および大阪証券取引所の同社有価証券が監理ポストに割り当てられたと発表した。 5月13日、東証・大証の同社の有価証券が監理ポストに移されることになった。ボーダフォンは、2004年6月の公開買付けによって、親会社のボーダフォン・インターナショナルB.V.が保有する同社株が3,070,004株（持ち株比率96.08％）となり、さらに、同年10月のボーダフォンホールディングスと旧ボーダフォンの合併によって、ボーダフォングループが保有する同社株が97.68％となった。 東証と大証の規則では、大株主10名が上場された株式の90％以上を保有した場合、上場廃止になると定めている。監理ポストとは、上場廃止の恐れがある企業の株について、一般投資家に周知させるために専用の窓口を設置するもの。 ボーダフォンでは、6月下旬、関東財務局に有価証券報告書を提出する予定。その後、上場廃止が決定された銘柄が置かれる整理ポストに割り当てられ、1カ月後に上場廃止となる見込み。 ■ ＵＲＬ ボーダフォン http://www.vodafone.jp/ ニュースリリース（東京証券取引所） http://www.tse.or.jp/news/200505/050513_a.html ニュースリリース（大阪証券取引所） http://www.ose.or.jp/news/0505/050513a.shtml ■ 関連記事 ・ ボーダフォンHDとボーダフォンが合併、上場廃止へ （津田 啓夢） 2005/05/13 18:03 | ||||||
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