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Bluetooth SIG、次世代版でUWBとの統合を狙う

Bluetooth SIG アジア太平洋・日本担当 マーケティング・ディレクター エリック・シュナイダー氏

BluetoothとUWBが統合された新規格のアーキテクチャーイメージ
 Bluetoothの仕様を策定する規格団体「Bluetooth SIG(Special Interest Group)」は、アジア太平洋・日本担当のマーケティング・ディレクター エリック・シュナイダー氏の来日に伴って、報道関係者向けのセミナーを開催した。

 Bluetoothは、欧州などを中心に普及している近中距離無線通信技術。携帯電話やパソコン、デジタル機器間で音声やデータを相互にやりとりできる。国内の最近の携帯電話では、東芝製のau端末「W31T」「W21T」のほか、富士通製ドコモ端末「F900iT」、モトローラ製の「M1000」などが対応する。

 シュナイダー氏は、5月4日に米国で発表したUWB(Ultra Wide Band)技術との協力関係について説明。UWBは、米国を中心に開発が進められている超広帯域無線技術で、10m程度の範囲内で400Mbps超のデータ通信などが行なえるというもの。Bluetooth SIGでは、今後、BluetoothとUWBを融合し、新たな無線技術を提供するとしている。

 しかし、現在UWBには、WiMedia AllianceとUWB Forumの2つの標準化団体があり、互いに標準化に向けた綱引きをしている状態だ。世界的にも周波数が割り当てられておらず、商用化には時間がかかるとされている。

 こうした中でシュナイダー氏は、BluetoothがUWBと融合するメリットについて、これまでのBluetooth技術の利点に加えて、携帯電話などのモバイル機器間での動画ストリーミングなど、UWBの高速データ通信を活かしたコンテンツが提供できる点を挙げた。またUWB側も、市場に普及したBluetoothのブランド力を活用できるとした。

 「1年以内にBluetoothとUWBを統合したい。製品化は18〜24カ月先になるだろう。まだ課題はあるが大丈夫」と語った同氏は、標準化団体がどちらに決定しても対応できるよう準備している点をアピール。仕様が定まらなければ、無線LANやWiMAX、携帯電話といった他の無線通信との干渉による障害の程度がわからないとした。

 また、従来のBluetoothやUWBとそれらを統合した新規格の間には、「ある程度の互換性が必要」とコメント。インテルが提唱する「WUSB」(ワイヤレスUSB)が同程度の転送速度になると見られており、普及拡大している従来のBluetoothと互換性を保つことで、「彼らにとっては脅威になるだろう」(シュナイダー氏)との見解を示した。

 このほか、セミナーでは、各種Bluetooth機器が紹介された。日産自動車が提供する携帯電話とカーナビを利用したサービス「カーウイングス」と、モトローラ製「M1000」を使ったデモや、ヘルメットに搭載されたヘッドセットなどが展示された。


「M1000」を使ってカーウイングスのデモ カーウイングスは、OPP/HFP/DUPの各プロファイルを利用する

韓国でLG電子が発売した製品。Bluetoothを利用して、自宅などで携帯電話から固定電話番号で通話できるというもの。 こちらはM1000とBluetoothヘッドセット

モトローラのヘルメット用Bluetoothヘッドセット デバイスがとりはずせる 取り外したデバイスで着信お知らせも可能


URL
  Bluetooth SIG(英文)
  http://www.bluetooth.com/

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(津田 啓夢)
2005/05/26 19:34

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