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TX-BBは、コンテンツホルダー各社と提携し、映像コンテンツの供給プラットフォームを構築した上で、ISP事業者、検索エンジン、携帯電話キャリアなどへ配信する映像コンテンツの流通事業を行なう新会社。テレビ東京の経済ニュースやアニメ番組なども配信される。 各社のおもな役割は、テレビ東京がコンテンツ流通およびその利益分配のプラットフォーム構築、NTT東日本が配信システムの構築・運用、日本経済新聞社が経済ニュース・コンテンツの提供、シャープが携帯端末へ配信するためのミドルウェアやアプリケーションの提供、NECインターチャネルがISP事業者などへのコンテンツ販促となっている。 配信開始時期は今年６月頃を予定しており、配信ネットワークについては光ファイバー網を中心にADSL、CATVなども検討しているという。リアルタイムとオンデマンドの双方でパソコンへ配信するほか、MPEG-4形式の動画に対応したシャープのザウルス「MI-E1」や携帯電話へも配信を行なう。携帯電話については、W-CDMAなど次世代携帯電話への配信に照準を置くが、現行機種に対してもシャープ独自のアニメ作成技術「E-アニメーター」を利用した動画コンテンツを、パソコンユーザーへの供給に先行して今春にも配信を開始する予定。提供形態は、iモードを始めとする各キャリアの公式コンテンツを予定しているという。 運用費用については、提供コンテンツの有料化、コンテンツ提供先のISP・ポータルサイトと提携した広告収入により賄われるが、課金の徴収方法などについては今のところ未定。 出資比率はテレビ東京が34.4％、NTT東日本が19.4％、日本経済新聞社が13.1％、シャープが12.9％となっている。資本金は４億6500万円。テレビ東京の一木代表取締役社長は、「コンテンツ流通の市場を形成し、３年後には50億円の収益を見込む」と話す。 ■URL （松下 麻利） 2001/02/05 18:40 | ||||||
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