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NTTソフト、携帯を活用したビジネスソリューションをデモ

NTTソフトの今後の取り組み
 NTTソフトウェアは、7月で会社設立20周年を迎えるのに先だって、都内で同社のソリューションなどを紹介するデモンストレーションを行なった。

 同社では、携帯電話のネットワークインフラが整い、ビジネスの中で安価にモバイル技術が応用できるようになり、カスタマーエンジニアや検針業務、訪問介護、営業といった外出スタッフを要するさまざまなシーンで、モバイルが活用できるとしている。また、これまでモバイルシステム向けに利用されてきたPDAやハンディターミナルといったものが、今後さらに携帯電話に置き換えられていくという。

 こうした中、同社はNTTドコモのモバイルネットワーク構築や、NTTグループ以外のモバイルシステムを受託している。独自パッケージ商品なども提供しており、今回はこの中から、GPS搭載携帯電話を利用した小規模動態管理システム「びずもに」や、検針業務支援ソリューション「モバイル検針システム」が紹介された。

 「びずもに」は、GPS搭載の携帯電話を使って、その位置情報などがわかる動態管理システム。例えば、幼稚園の巡回バスなどでバスが到着するまで道路で待たなくとも、近くに来ると位置情報をメールで知らせることなどができる。バスに高価な車載端末を搭載しなくても、GPS携帯電話を置いておけばいいので安価に利用できるという。価格は63万円程度で、ソフトウェアパッケージとして提供されている。

 一方の「モバイル検針システム」は、ガスや電気などの検針業務をこれまでのハンディターミナルに代えて携帯電話で行なえるというもの。検針スタッフは、モバイルプリンタと携帯電話だけで検針作業が行なえる。現在、社内で実用化に向けた検証を行なっているという。

 同社では、こうしたモバイルソリューション事業で3億円の売上げを見込む。導入を検討する企業側では、効果がなかなか見えにくいといった声もあるため、コンサルティングを行ないながら事業展開を図っていくという。


「びずもに」の概要 「モバイル検針システム」の画面 検針内容はモバイルプリンタでその場で出力できる


URL
  NTTソフトウェア
  http://www.ntts.co.jp/


(津田 啓夢)
2005/06/24 17:22

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