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イー・アクセスは、都市程度のエリアをカバーする高速無線MAN（Metropolitan Area Network）「WiMAX（IEEE 802.16規格）」のうち、移動通信に適したIEEE802.16e方式について、日本国内での実験を開始すべく準備を開始したと発表した。 今回同社が実験開始に着手したIEEE802.16e方式は、移動体通信を対応した通信方式。固定での無線通信であるWiMAXは既に標準化が終わり、YOZANなどの通信事業者では、年内にも国内での正式サービスを提供する考えを明らかにしているが、移動体通信対応の同方式については、標準化が完了していないこともあって、将来的なサービスとして紹介されるケースが多い。 同社によれば、「同方式の潜在的な能力は高く評価している。準備が整い次第、実験局免許を申請したいが、時期や実験の場所、利用する周波数帯は未定」と説明している。 また、標準化されていない技術という点については「当社としてはできることからやっていくということ。固定と携帯の融合を実現するため、W-CDMA方式に加えて無線LANを併用する検討を進めているが、WiMAXと無線LANのどちらが良いか、実験を通じて検討していきたい」としている。 ■ ＵＲＬ プレスリリース http://www.eaccess.net/cgi-bin/press.cgi?id=309 （関口 聖） 2005/07/11 17:05 | ||||||
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