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DDIとIDO、IMT-2000の事業認可申請。cdma2000を採用

 DDIセルラーグループとIDOは、次世代携帯電話システム「IMT-2000」の導入について、事業認可申請を行なったと発表。北米方式とも呼ばれる、クアルコム社が主導するcdma2000(MC-CDMA)方式を採用する。導入時期は東京、関西が2002年9月頃、その他の地区で2004年3月頃を予定している。使用する周波数帯は2GHz帯。

 一時はドコモグループ、J-フォングループと同じW-CDMA(DS-CDMA、日欧方式)を採用するのではないかとの見方がなされていたが、結局cdma2000(MC-CDMA、北米方式)を導入することで決着した形だ。今日12日はIMT-2000の事業認可申請の締切日。ぎりぎりまで引きのばしての申請となった。

 業界筋によれば、1兆円規模とも言われる設備投資が必要になることから、DDI-セルラーおよびIDOでは、ドコモおよびJ-フォンと同じW-CDMA方式の導入に傾いたものの、クアルコム社が独自に事業認可申請を出すとゆさぶりをかけたことから、結局cdma2000の導入に落ち着いたのではないかという。郵政省の定めた事業者数制限では、同一地域でIMT-2000によるサービスを提供する事業者は3社までとされており、クアルコムが海外の通信事業者と手を組んで事業認可申請を出すと、国際政治問題に発展する可能性もあった。



URL
  IDOのニュースリリース
  http://www.ido.co.jp/release/news/20000512_2.html
  関連記事「ドコモ、次世代携帯『IMT-2000』の事業認可申請」(モバイルセントラル)
  http://www.watch.impress.co.jp/mobile/news/2000/04/04/imt2000.htm


関連記事
クアルコムがIMT-2000の事業認可申請?
J-フォンがIMT-2000の事業認可申請


(工藤 ひろえ)
2000/05/12 16:03

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