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ライブドアも2GHz帯で新規参入に名乗り、「iBurst」採用

 ライブドアは15日、総務省が移動体通信事業者に割り当てる予定を示している2GHz帯に参入する方針を明らかにした。免許が交付されれば2006年中にもサービスを開始する。基地局機器は京セラから調達し、無線技術「iBurst」の技術供与も受けるという。

 ライブドアでは、7月末からIEEE 802.11b/g対応の公衆無線LANサービス「D-cubic」の試験サービスを首都圏で開始する。今回の2GHz帯参入で、このD-cubicと2GHz帯の携帯電話事業を組み合わせて全国でのサービス提供を目指す。

 京セラから技術供与を受けるiBurstは、米Arraycommが提供する無線システムを採用したワイヤレスブロードバンド技術。1基地局で下り24Mbps、上り8Mbpsでの通信が可能で、1ユーザーでは下り最大1Mbps、上り最大333kbpsでの通信ができる。すでにオーストラリアではPBA(Personal Broadband Australia)が2004年から、南アフリカ共和国ではWBS(Wireless Business Solutions)が2005年4月1日から、それぞれ商用サービスを開始している。

 国内でも、iBurstシステムの基地局やクライアント端末などを手がける京セラが総務省から実験局免許を取得し、同社の横浜事業所エリアで実証実験を行なっている。実証実験は2GHz帯が使用され、2006年の商用化を目標に進められている。

 なお、総務省では3G携帯電話向けに2GHz帯を新規参入事業者1社に対して割り当てる方針で、すでにアイピーモバイルとウィルコムが名乗りを上げている。ただし、iBurstは現在のところ、総務省の定義する3G携帯電話として認められていない。ウィルコムの資本金30%を出資する大株主でもある京セラでは今回の件について、「総務省からの免許が交付されれば、ライブドアにiBurstの技術供与を行なう」とコメントしている。



URL
  ライブドア
  http://www.livedoor.com/
  京セラ
  http://www.kyocera.co.jp/

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総務省の周波数割当案、既存・新規各社の意見が明らかに


(鷹木 創)
2005/07/15 12:51

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