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シャープ、ムーミンと英語が学べる子供向け電子辞書

Papyrus「PW-J5000」
 シャープは、英語や国語、算数の基礎的な学習ができる子供向けの電子辞書、Papyrus「PW-J5000」を9月7日に発売する。店頭予想価格は50,000円前後の見込み。

 今回発売される「PW-J5000」は、主に小学校低学年の子供をターゲットにしたカラー液晶搭載の電子辞書。英語の基礎学習に役立つコンテンツのほか、小学生向けの国語辞典、国語・算数の基礎的な学習ができるコンテンツを搭載する。本体にはスピーカーが装備され、MP3によるネイティブ音声や歌を交えての学習が可能。テレビ出力機能により家族と一緒に学習するといった利用にも対応する。また、SDカードスロットが搭載され、XMDF形式の電子書籍や画像の閲覧などもできる。

 操作の案内や英語コンテンツには「ムーミン」が登場し、カラーイラストや原作の物語で英語が学習できる。英語コンテンツでは、ムーミンが登場する音声付きの「ムーミンえいごじてん」や、英単語やフレーズが学習できる「えいご学習カード」、おなじみの絵本が英語の音声や歌で学習できる「えいごえほん」を収録。国語コンテンツでは、基礎的な練習問題が収録された「脳力アップ 国語」の1年生~3年生や、パッケージに同梱されるコンテンツカードに小学国語新辞典(旺文社)を収録する。算数コンテンツでは「脳力アップ 算数」の1年生~3年生と、「九九トレーニング」を収録する。

 ディスプレイには480×272ドット、4.3インチのカラーTFT液晶を搭載。リチウムイオン充電池を内蔵し、約20時間の動作が可能。大きさは183×140×18mm(幅×縦×厚)で、重さは約388g。


キーボードはQWERTY配列で、50音かな入力も可能。オレンジ色の部分はラバーで持ちやすさに配慮 右側面にSDカードスロット 左側面にボリュームつまみを搭載。上部には出力端子

テレビ出力機能を搭載。音声もテレビから聞こえる カラーイラストや音声のコンテンツを豊富に搭載

シャープ 情報通信事業本部 パーソナルツール事業部長の大喜多 義憲氏
 25日には、都内で記者向けに発表会が行なわれた。説明を行なったシャープ 情報通信事業本部 パーソナルツール事業部長の大喜多 義憲氏は、パーソナルツール事業として電子辞書、デジタルオーディオ、電卓の3つを事業の柱とした上で、「3年後には学習機を第4の柱にしたい」と述べて、今回発表されたような学習機能に特化した電子辞書を今後も展開していく方針を明らかにした。

 同氏は開発の経緯として英語学習、英会話など英語をとりまく社会環境の変化に触れ、小学校における英語活動の導入にも言及。少子化が進展する中、親の子供への期待から小学校低学年前後からお稽古に英会話が人気であるとし、潜在需要は約595万人、メインターゲット層も約177万人として、同社が先行して学習機能に特化した子供向け電子辞書を展開することで市場を開拓したいとした。

 なお、販売経路については、「従来の家電量販店のほか、通信販売や書店など、新たな販路も開拓していきたい」(同氏)とした。


学習機を第4の柱に成長させたいとした 少子化が進展する中でも需要はあると見込む


URL
  ニュースリリース
  http://www.sharp.co.jp/corporate/news/050825-a.html


(太田 亮三)
2005/08/25 13:47

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