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米Palmと米Microsoftは、スマートフォン市場の拡大を目指して戦略的提携を締結すると発表した。Palmのスマートフォン「Treo」シリーズに、Windows Mobile 5.0が採用され、米通信キャリアのVerizon Wireless向けに2006年早々に提供される予定。 米Palmは、米Microsoftの携帯機器向けOSの最新版となる「Windows Mobile 5.0」のライセンスを取得。Windows Mobile版のTreoは、Outlook MobileやOffice Mobile、Interenet Explorer MobileといったWindows Mobileの標準的なソフトウェアが利用できる、ビジネスユーザーに向けたスマートフォンとなる。メールサーバー「Exchange Server 2003」にもダイレクトアクセスできる。なお、詳細な機能については公表されていない。 端末は、Verizon Wireless向けに提供され、同社の展開するCDMA2000 1xEV-DO方式のサービスを利用することで、400～700kbpsのデータ通信が可能となる。 Treoシリーズは、従来Palm OSを採用してきたが、2003年にPDA向けのOS「Palm OS」をライセンス供給するソフトウェア会社の「PalmSource」と、ハードウェア部門の「palmOne」に分かれた。現在PalmSourceは、ACCESSの子会社となる準備が進められている。 ■ ＵＲＬ Palm プレスリリース（英文） http://www.palm.com/us/company/pr/news_feed_story.epl?reqid=761209 Microsoft プレスリリース（英文） http://www.microsoft.com/presspass/press/2005/sep05/09-26MobilityPR.mspx （津田 啓夢） 2005/09/27 12:49 | ||||||
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