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ACCESS、最大4Mbpsの最新版赤外線通信プロトコルスタック

 ACCESSは、同社の赤外線通信プロトコルスタック「IrFront」の最新バージョンとなる「IrFront v2.1」を発表した。10月にも提供される。

 「IrFront v2.1」は、最大4Mbpsのデータ転送速度を実現する高速赤外線通信プロトコルスタック。従来の赤外線通信の4~10倍以上の伝送速度で携帯電話の高速データ通信が可能となる。「IrFront」は、携帯電話メーカーで採用されているほか、富士写真フイルムの携帯電話用プリンタやPDA端末などで採用されている。

 v2.1では、当初よりSymbian OSとBREWのプラットフォームに対応。プラットフォームへの依存が少ない仕様となるため、ドライバーを開発すればどのプラットフォームにも対応可能としている。また、ロームのSIR/FIRコントローラをサポートしている。

 このほか、SDK開発キット「IrFront v2.1SDK」も提供される。IrFrontを携帯電話や情報機器や家電などに移植し、アプリケーションプログラムを開発するためのソースコードなどが提供される。

 また同社は、ドコモ、シャープ、ITXイー・グローバレッジ、早稲田大学が共同開発し、国際標準規格として採用された高速赤外線通信方式「IrSimple」対応版を2006年1月にも提供する予定。これにより、携帯電話からテレビやプリンタへの静止画や動画の転送が可能になる見込みだ。

 なお、10月4日から開催される「CEATEC JAPAN 2005」では、ロームのブースで「IrFront v2.1」を採用したIrSimpleのデモンストレーションが展示される。



URL
  ACCESS
  http://www.access.co.jp/
  ローム
  http://www.rohm.co.jp/

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(津田 啓夢)
2005/09/29 16:42

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