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auとネットジーン、児童の場所や出欠が確認できる「通学ケータイ」

 ネットジーンは、auの携帯電話を利用し、学校と保護者が児童の位置確認などを行なえるシステム「通学ケータイ」をKDDIと協力して開発した。12日よりネットジーンの子会社を通じて学校および保護者向けに提供が開始される。

 「通学ケータイ」は、屋外ではGPS機能、校舎などの屋内ではBluetoothによる位置特定技術を利用して位置確認などが行なえるシステム。対応する携帯電話を児童に持たせることで、通学時の位置確認や校内での出欠状況が専用のWebサイトからいつでも確認できる。

 登下校時間や出欠状況を自動的に送信するBREWアプリが端末に搭載され、端末の位置や出欠状況が自動的に確認可能。BREWアプリは常に起動している設定で、児童が勝手に電話やメールなどの操作ができないようにも設定できる。また緊急時の機能として、方向キー中央の決定ボタンを長押しすることで、事前に登録したメールアドレスに「お助けコール」を送信するも搭載されている。

 学校から保護者のメールアドレスに防犯情報を配信するシステムや、保護者が専用Webサイトにアクセスして利用できるクラスの連絡網といった機能も提供される。

 学校や保護者が利用する専用Webサイトはパソコン、携帯電話からのアクセスに対応。児童に持たせる携帯電話は「W31T」が対応し、対応機種は順次拡大される予定。

 「通学ケータイ」の利用料はASP利用料として1人あたり月額2,079円で、携帯電話の月額利用料や通信料、端末購入代金も基本的に保護者が負担する。校舎に設置するBlutooth設備は学校側が負担する。

 同システムは奈良県の帝塚山学園 帝塚山小学校にて10月より試行導入が開始されており、11月より全校生徒に対象を拡大する予定。ネットジーンでは、私立の小学校を中心に、学校や保護者と話し合いを進めながら導入校を拡大していくとしている。



URL
  ニュースリリース
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2005/1003a/
  ネットジーン
  http://www.netgene.co.jp/


(太田 亮三)
2005/10/03 15:37

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