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Microsoft、3GSM World Congressで「Stinger」の試作機を公開

Sendo Z100
 Microsoftがフランスで開催されている「3GSM World Congress」で、同社が開発中の携帯電話向けプラットフォーム「Stinger」(コードネーム)のプロトタイプモデルを展示している。

 Stingerは、Windows CE 3.0をベースに開発された携帯電話向けのプラットフォームで、「Outlook」のアドレス帳やカレンダーとのデータシンクロ機能に加え、WMLやHTMLの表示が可能な「Mobile Internet Explorer」を搭載、さらにはインターネットメールやSMS(Short Message Service)、ボイスメール(留守番電話)を一括管理できるインターフェイスを備えているのが特徴とされる。

 ハードウェア面では、60MHz以上のARMプロセッサを使用し、最大208×240ドットのカラーもしくはグレースケールのディスプレイを搭載し、重さは110g以下、待受時間100時間、連続通話4時間といったスペックとなっている。

 3GSM World Congressでは、Stingerを実装したSamsung ElectronicsならびにSendoの携帯電話のプロトタイプモデルが展示されている。このうち、Sendoのものは今秋発売予定で、6万5000色表示が可能なTFT液晶を搭載。さらに、マルチメディアカード(MMC)スロットを装備するほか、USBやIrDA、RS-232経由でパソコンと接続することもできるようになっている。

 なお、Microsoftではこれにあわせて、三菱電機が同社の欧州向け携帯電話ブランド「Trium」でStingerを搭載したスマートフォンを今年後半に発売することも明らかにしている。

 また、同社では、GSM Associationに参加し、Windows上でVisual BasicやC言語を用いてSIMカード用のアプリケーションの開発が可能な「Windows Powered SIM Smart Card」を提供することを発表。

 このほか、Telstra、T-Mobil、Vodafone UKと協力し、実際にStingerを用いたデータサービスのトライアルを今春より開始することも明らかにされている。



URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.microsoft.com/presspass/events/gsm01/material.asp


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(湯野 康隆)
2001/02/20 13:02

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