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ドコモ、筐体材料にケナフを使った「N701iECO」を開発

N701iECO

淡いピンクで20代〜40代前半の女性をターゲットにした「N701iECO」
 NTTドコモは、ボディ素材にケナフ繊維を入りの植物原料プラスチックを採用した携帯電話「N701iECO」を開発した。発売時期は未定だが、2005年度中に発売される予定。

 同社では12日、都内で発表会を開催。同社プロダクト部 第三商品企画担当課長の廣澤克彦氏からプレゼンテーションが行なわれた。

 「N701iECO」は、ボディ素材に植物原料プラスチックを採用したFOMA端末。その形状は、着せ替えが楽しめる「N701i」と同等だが、ディスプレイ側ボディやキー側ボディなど、表面積のうち約75%を占める部分で、植物原料プラスチックが用いられている。またその素材は、トウモロコシを原料にしたポリ乳酸がベースとなっているが、そのままでは落下時の耐衝撃性や、内部に電子回路を格納した状態での耐熱性など、携帯電話として求められるスペックを満たせないため、NEC独自技術によってケナフ繊維が混ぜられており、強度向上が図られている。

 また植物原料プラスチックの樹脂成分のうち、9割程度が植物成分になっており、同社では「(成分のうち9割が植物となっている点について)高いレベルに達している」とアピール。ケナフは、成長速度が速いため、一般的な樹木よりも二酸化炭素(CO2)吸収能力が高いという。NECによれば、ケナフの育成も含めた製造工程では、従来のABS樹脂によるプラスチック製造時よりもCO2排出量が半分程度に削減できると説明している。ただし、コスト面では、従来素材よりも高価になるとのことで、N701iECOは、N701iよりも「数千円程度高くなる」(廣澤氏)とのことだが、同社では、販売時の価格は、できるだけN701iと同等になるよう検討を進めていく。

 機能自体は、従来のN701iと同等だが、N701i向けスタイルプラスは、素材が異なるため、一度装着すると外れないこともあり得るという。このため保証対象から外れている。ただし、N901iECOのパッケージには、植物の葉があしらわれた専用スタイルパネルが同梱される。また、N701iECOには、環境保護を意識した待受画像やフォトフレーム、待受Flashなどが収録される。

 大きさは102×48×23mm、重さは約115g。連続待受時間は静止時で約430時間、移動時で約350時間。連続通話時間は約130分、連続テレビ電話時間は約80分。メインディスプレイは約2.3インチ、240×345ドット(QVGA+)、65,536色表示のTFT液晶で、サブディスプレイは0.9インチ、120×30ドットのモノクロSTN液晶。有効画素数125万画素、記録画素数123万画素のνMaicoviconカメラを搭載し、外部メモリはminiSDカードが利用可能。 ボディカラーはピンク×シルバー。


ボディ表面積の75%がケナフ入り植物原料プラスチック 葉があしらわれたカスタムジャケットが付属する

数字キーなど、透明なパーツは、植物原料プラスチックでは実現が難しいため、従来と同じ材質 ヒンジ部

先端部 自然、環境などを意識したコンテンツも

利用額を寄付するキャンペーン

NTTドコモ プロダクト部 第三商品企画担当課長の廣澤克彦氏
 N701iECOの発売にあわせて、同社では、同機種ユーザーの利用額の一部を環境保護活動費に充てるキャンペーンを実施する。請求額の1%程度がドコモから自然環境保護活動の施策費に充てられる予定で、寄付金額の算出期間は2006年12月まで。そこで得た資金は、2007年1月から2007年度いっぱいまでの活動に使われる。

 月額利用料の一部を環境保護活動に充てることについて、廣澤氏は「N701iECOを購入される方は、環境に対して配慮の意識を持ってる方だろうと考えている。そこで毎月の利用額に応じて寄付を実施する形にした。今後、植物原料プラスチックを採用した携帯電話がリリースされることがあれば、そのときにも同様の施策を展開したい」と説明。

 いわば「ECO」シリーズと呼べるN701iECOだが、同様の端末が今後も展開されるかどうか、という点について廣澤氏は「現在のところ、ケナフ入り植物原料プラスチックは高コストであるため、まずは企画端末としてリリースすることにした。今後については、まだ話せる段階ではないが、検討そのものは進めている」と語った。

 このほか同社では、N701iECOリリースと同時期に、環境に関する情報などを配信するiモードサイト「ドコモエコサイト」をオープンする予定。


ドコモでは2004年度に558万台の携帯電話を回収 N701iECOのコンセプト 補強のため、ケナフ入りとなっている

NECが算出したデータによれば、従来の材料よりもCO2を削減できるという 植物原料プラスチックを採用した部分 ケナフ入りをアピールする質感にするなど、デザインも配慮

利用額の1%程度が自然保護活動費に充てられる 環境保護に向けたiモードサイトも


URL
  ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20051212a.html


(関口 聖)
2005/12/12 15:04

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