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栃木県IT防災訓練、3キャリアのGPS携帯で実証実験

 栃木県佐野市周辺では、国土交通省、栃木県などが参加する「平成17年度栃木県IT防災訓練」が17日に実施される。災害現場での活用が模索されているGPS・カメラ機能付き携帯電話についても、災害情報の収集と管理について実証実験を行なう。

 ITを活用した防災訓練は関東地方の各県でも実施されている。栃木県では前年も同様のIT防災訓練を実施しており、携帯電話の活用を進めた内容が特徴となっている。

 今回行なわれる防災訓練では、従来のKDDIのGPS対応携帯電話に加え、新たにNTTドコモ、ボーダフォンのGPS対応携帯電話を実験に加える。

 訓練ではe-とちぎが提供する災害対策支援システムが利用される。GPS対応携帯電話と地理情報システム(GIS)が組み合わされており、災害現場に出動した各公共機関職員が位置情報と画像が添付されたメールを送信すると、自動的に災害現場の状況として登録される。また、GPS対応携帯電話を所持する各職員の位置を5分毎に自動的に取得し、通報があった災害現場に最も近い職員を派遣する、といったことなどが可能になっているという。

 このほか、テレビ会議や河川管理用カメラなどを利用して情報を共有し、機関の壁を越えた効率的な対応の可能性について実験を行なう。

 当日の訓練は佐野市で震度6強の地震が発生し、ライフラインに甚大な被害が出たという想定で行なわれる。国土交通省 宇都宮国道事務所や周辺の各出張所、渡良瀬川河川事務所、栃木県庁といった、各意志決定機関と担当部署がオンラインで接続され、各職員のパトロール状況は全機関で共有されるという。



URL
  関東各地のIT防災訓練について(PDF形式)
  http://www.ktr.mlit.go.jp/kyoku/kisha/h17/665.pdf

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栃木県のIT防災訓練でGPS携帯を利用した状況把握の実験


(太田 亮三)
2006/01/13 13:48

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