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折りたたみ型だが、背面部にサブディスプレイは搭載されず、しっとりと落ち着きのあるデザインに仕上がっている。メインディスプレイ側ボディのヒンジ部付近にはさまざまなパターンで発光する「ダブルイルミネーション」を搭載。サイドのボタンを押下して、ICカードのロック状態や電池レベル、電波受信レベルをイルミネーションの発光パターンで判別できる。 最大500KBのiアプリへの対応や、PDF対応ビューアの搭載など、70Xiシリーズながら90Xiシリーズ並の機能を実装し、70Xiシリーズで初めて「おサイフケータイ」にも対応、トルカも利用できる。また、JR東日本のモバイルSuicaもサポートされる予定だ。 Fシリーズでおなじみの指紋センサー機能も70Xiシリーズで初めて搭載され、あらかじめ設定した時刻におサイフケータイ機能のロックを解除できる「ICカードロック解除予約」機能も新搭載。アラーム機能などのように時間を指定するだけで、その間のみ利用できるため、例えば通勤時、帰宅時、そしてランチタイムだけおサイフケータイの利用を許可することが可能となる。また、ドコモが運営するケータイクレジットブランド「iD」のiアプリもプリセットされる。 ディスプレイは2.2インチ、QVGA（240×320ドット）、26万2,144色のTFT液晶。カメラは、外側に有効画素数128万画素（記録画素数123万画素）のCMOSカメラ、内側に有効画素数11万画素（記録画素数10万画素）のCMOSカメラを装備。 外部メモリには対応しないが、パッケージにはUSBケーブルが同梱され、電話帳データやカメラで撮影した画像のバックアップが行えるようになっている。同梱のUSBケーブルは、端末とパソコンを接続するだけで、シンクロソフトを起動させることが可能。さらに、設定次第でケーブル装着時にアドレス帳などの差分データを自動的にバックアップすることも可能となっている。 ボディカラーは金色（こんじき）、花紅（はなくれない）、真白（ましろ）、艶黒（つやくろ）の4色が用意され、各ボディカラーにあわせた世界観の待受画像や配色パターンが用意されている。 CDLの平野氏は、端末のコンセプトを「手と一体となるフォルム。節度ある大人のマナーある情景をイメージした」と説明。有機的なフォルムは、オーガニック、グラマラス、エレガンスといったキーワードで開発された。また、伝統的な日本のカラーを意識した端末は、金色やツツジの花の色に似たきらびやかであるが皮膚の色にマッチする配色が採用されているという。さらに真白については、「けがれなき象徴の白」と題し、「現存する携帯電話の中でこれ以上白いものはない」とアピールした。 CDLはこのほか、頻繁に使う着信のデザインも手がけた。通常の着信音を1オクターブ下げてリバーブをかけ、ソフトな印象に仕上げるこだわりだ。また、着信メロディには、水の音や風の音など、自然界にある音をモチーフにしたメロディがプリセットされる。 大きさは98×51×31mm、重さは114g。連続待受時間は静止時で約430時間、移動時で約300時間。連続通話時間は約140分（テレビ電話は約80分）。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20060117.html ■ 関連記事 ・ ドコモ、「702iシリーズ」を開発 （湯野 康隆, 津田 啓夢） 2006/01/17 14:33 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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