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サーバーにアドレス帳を保存できる「Vodafone Address Book」

設定画面内に、「Vodafone Address Book」のメニューが用意される。写真は現在開発中のもの
 ボーダフォンは、東芝製の「904T」の発売に合わせて、携帯電話のアドレス帳データをネットワーク上にバックアップできるサービス「Vodafone Address Book」を提供すると発表した。904Tは、3月中旬以降に発売予定。

 Vodafone Address Bookは、携帯電話の紛失や機種変更時に備えて、データシンクロ技術「SyncML」を使って、携帯電話内のアドレス帳データをネットワーク上に保存しておけるサービス。サービス開始当初は904Tのみに対応し、今後発売される3G端末では基本的に標準機能になる予定。

 アドレス帳のバックアップ、および書き戻しのほか、アドレス帳データに誕生日情報を登録しておけば、友人などの誕生日が近付いたことがSMSで通知される。また、パソコンを利用して、サーバー上のアドレス帳データを編集したり、アドレス帳データをパソコン側にダウンロードすることが可能となる。

 今回のサービスを実現したSyncMLは、SyncMLサーバー経由で、異なるプラットフォーム間でデータをシンクロさせるための標準プロトコル。インテリシンクのSyncMLサーバーを採用したCSKシステムズのシステムが導入される予定で、サーバーの運営はボーダフォンが行なう。

 同期は、設定によって数種類のシンクロ方法が利用できる。携帯電話側、サーバー側双方のアドレス帳データの更新分を交換する通常同期、携帯電話側の更新のみをサーバー側に反映させる本体片方向同期、携帯電話側のアドレス帳データを全てサーバー側に転送する方式、サーバー側のデータの更新分もしくは全てを携帯電話側に反映する方式などが選べる。

 同期させる場合は、手動および自動が選択可能で、自動の場合は毎日、毎週、毎月から自動更新のタイミングが選べる。また、更新日時も指定可能できる。発表会の時点では、750件までの情報をサーバー側にバックアップできるとのこと。

 利用料は月額105円。キャンペーンとして、2006年8月までは月額基本料が無料となる予定。ただし、データの更新にはパケット通信料が発生する。パケット定額サービスや、パケット割引サービスは併用できる。


サービス概要 利用イメージ


URL
  ニュースリリース(PDF形式)
  http://www.vodafone.jp/japanese/release/2006/20060118_2.pdf

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(津田 啓夢)
2006/01/18 19:28

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