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マイクロソフトのクノック氏、Windows Mobileの取り組みを説明

ピーター・クノック氏
 マイクロソフトは20日、Windows Mobileに関する記者向けの説明会を開催した。米マイクロソフト モバイル&エンベデッド デバイス部門、およびコミュニケーションズ セクター ビジネス担当 シニアバイスプレジデントのピーター・クノック氏が来日し、同氏から日本での取り組みなどが語られた。

 Windows Mobileの全体的な状況については、日本でウィルコムの「W-ZERO3」が話題となっていることに触れ「モバイルユーザーの生産性を高めることができる」とWindows Mobileをアピールしたほか、今後は音楽やエンターテイメントの分野についても力を入れていくとした。

 日本市場でのWindows Mobileの立ち上がりは、過去3年で大きく拡大した世界全体と比べると「少し遅れている」とする同氏だが、Windows Mobileがマイクロソフトにとって重要な位置付けのプラットフォームであることを3つのポイントで説明した。1つ目は、組込型のプラットフォームとして、端末ごとのロイヤリティが大きなビジネスチャンスであること。2つ目は、モバイル環境からほかのマイクロソフトが提供するサービスにアクセスできること。3つ目は、アプリケーション開発がパソコン向けの開発などと同様で負担を削減できること。

 しかしこれらWindows Mobileの機能を実現するためには「パートナーシップが重要」であるとし、無線技術、バッテリー技術などに加えて「ライフスタイルという面でコンテンツやゲームなども重要」であるとした。

 日本市場に本格的に投入されたWindows Mobile端末であるウィルコムのW-ZERO3については、「非常にエキサイティングな端末で、Windows Mobileへの関心をかき立てたといえるだろう」とし、「従来の携帯電話にできないことができる」という意味においてビジネスシーンでの携帯端末の可能性を大きく広げたと語った。また、端末を開発するメーカーにとっても、世界市場を視野に入れることができるとした。

 同氏は今後について「ドコモやボーダフォンなど多くのキャリアに広めていきたい」と述べ、日本市場でも積極的に活動していく方針を示した。


W-ZERO3は「非常にエキサイティング」とした 過去3年で大きく成長したものの、携帯電話の通信方式の違いなどから日本市場は遅れたと指摘


URL
  マイクロソフト
  http://www.microsoft.co.jp/

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(太田 亮三)
2006/03/20 12:29

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