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ノキア・ジャパン新社長「日本でのブランド確立に注力」

NM850iGを手にするマクギー社長

NM850iGを手にするマクギー社長

上野の東京国立博物館 法隆寺宝物館で開催された

上野の東京国立博物館 法隆寺宝物館で開催された
 ノキア・ジャパンは3日、NTTドコモのFOMA端末「NM850iG」の製品発表会を開催した。同社代表取締役社長のタイラー・マクギー氏から、端末の概要が説明されたほか、日本市場に対する姿勢が語られた。

 1月1日にノキア・ジャパン新社長へ就任したマクギー氏は、これまでのノキアの成り立ち、携帯電話事業への取り組みを紹介。2005年には、世界市場に向けて2億6,500万台出荷し、世界シェア33%を占めるトップメーカーであることをアピールした。

 NM850iGについて同氏は「今回、ドコモ向けに端末を提供できるのは非常に嬉しいこと。海外でもそのまま、通話やiモードが利用できる端末で、音楽再生機能やパソコンとの連携など多彩な性能を持っている。ユーザーインターフェイスでも、日本語入力の変換はスマートで、レスポンスも良い」とした。

 今後の日本市場への取り組みについて同氏は「さらにユーザーとの関係を深め、ノキアというブランドの確立に勤めていきたい。海外で確立したノキアのイメージ、信頼感を日本でも、という形になるが、プレミアムな端末や、マルチメディアに強い端末などを含めて、今後、ラインナップの拡充を図りたい。NM850iGの発売は、ノキアの日本市場に対する意欲を示したものだ」と述べた。

 会場内では、NM850iGが実際に触れられる状況で展示されていたほか、ノキア初の携帯電話など、これまでノキアが国内外で発売してきた、さまざまな携帯電話がケース内で展示されていた。


NM850iG ノキアの代表的な携帯電話も展示
NM850iG ノキアのポスター。左は靴、右は紙をアピールするもの。 ノキアの代表的な携帯電話も展示

J-フォン(当時)向け端末「DP-154EX」 2000年に発売されたドコモ向け「NM502i」 無線LAN搭載のE61(左)、E70(右)など新モデルも展示されていた
1998年発売のJ-フォン(当時)向け端末「DP-154EX」 2000年に発売されたドコモ向け「NM502i」 無線LAN搭載のE61(左)、E70(右)など新モデルも展示されていた


URL
  ノキア・ジャパン
  http://www.nokia.co.jp/

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(関口 聖)
2006/04/03 16:28

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