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ウィルコムは、同社が開発を進めている次世代PHSシステムの実現に向けて、2.5GHz帯を利用する実験局免許を申請したと発表した。 同社では、現行PHSの発展型として、OFDM技術などを用いることで20Mbps以上の通信速度が実現可能な次世代PHSを開発している。これまでは、2.3GHz帯の5MHz幅で実験を行なっていたが、今回申請した実験局免許は、同社スケジュールの中で第2次実験にあたるもの。WiMAXなどに向けた周波数帯と見込まれている2.5GHz帯での実験を行なうという。 実験局免許の取得後、8月頃を目処に実験が開始される予定で、アンテナ・基地局設備は東京・虎ノ門に1カ所、郊外に1カ所設置される。ただし、郊外がどのような地域なのか、同社では明らかにしていない。また、実験内容としては、OFDM技術とアダプティブアレイアンテナ技術を組み合わせた場合の性能評価や、次世代PHSにMIMO技術を組み合わせた場合の性能評価が中心になるという。あわせて、現状では2Mbps程度となっている通信速度も、今後の実験を通じて20Mbps以上にすることを目指す。 ■ ＵＲＬ プレスリリース http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2006/04/13/ ■ 関連記事 ・ ウィルコムが次世代PHSをデモ、現状は下り2Mbps程度 （関口 聖） 2006/04/13 12:46 | ||||||
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