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「Si-R240」は、法人での利用が想定されたVPNルーター。移動店舗や仮設事務所などで利用が想定されている。外部インターフェイスとして、10BASE-T/100BASE-TX対応のLAN（Ethernet）ポートやPCカードスロットを2つずつを搭載。LANポート側は、FTTHなどの固定ブロードバンド回線に接続し、そのバックアップとしてPCカードスロットに装着したデータ通信カードで、無線での通信が可能。PCカードスロットには、携帯各社の3Gサービス向けデータ通信カードや、ウィルコムのAIR-EDGE、無線LANカードが利用できる。2つのPCカードスロットに3Gカードと無線LANカードを装着し、両方を同時に利用することもできる。 ただし、発売当初に動作検証が済んでいるのはボーダフォンの「VC701SI」のみで、au端末とウィルコム端末は2006年6月に、ドコモ端末と無線LANカードは2007年3月に対応予定とされている。 セキュリティ関連機能では、本体内にはセキュリティ標準技術「TCGv1.1b」準拠のセキュリティチップを搭載。また、IPsecで暗号化通信を行なっている場合でも、暗号化アクセラレーターによって快適な通信が可能とのことで、AES暗号化の場合で最大100Mbpsという通信速度が実現できるという。 同社ではSi-Rシリーズ全体で今後2年間のつ21万台の販売を見込んでいる。また、5月18日、19日に東京国際フォーラムで開催される同社のイベント「富士通フォーラム2006」に出展される。 ■ ＵＲＬ プレスリリース http://pr.fujitsu.com/jp/news/2006/04/18.html （関口 聖） 2006/04/18 16:25 | ||||||
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