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KDDI、個性的な夏モデルで「こだわりに応えるau」をアピール

発表された夏モデル7機種
 KDDIは、2006年夏モデルとして7機種を発表し、22日に都内で記者向けに発表会を開催した。音楽・テレビ分野の強化が掲げられたほか、ウォークマンケータイ、WIN対応のG'zOneなど個性的な端末ラインナップが明らかにされた。

 発表会の冒頭では、KDDI執行役員 au事業本部長の川井 徹氏から挨拶の言葉が述べられた。川井氏は「個性的なデザインのモデルからコンパクトなモデルまで、ライフスタイルに合わせて使える幅広いナインナップを揃えた」と夏モデルの幅広いラインナップをアピール。音楽については、「着うた、着うたフル、リスモと常に先進的な取り組みを行なってきた」と述べ、これまでも積極的に音楽サービスに取り組んできた姿勢を強調。また同氏は、「本年内には、下り3.1Mbps、上り1.8Mbpsを実現するEV-DO Rev.Aを導入する予定で、現在準備を鋭意進めている」と近い将来のサービスにも触れ、今回発表された7機種のように幅広いラインナップで今後も「期待に応えていく」とした。


音楽機能を徹底的に追求した「W42S」

KDDI au事業本部 au商品企画本部 プロダクト企画部長の大塚 浩司氏

ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ 常務取締役 営業本部長の石塚 宏一氏
 今夏のauの展開および発表された7機種については、KDDI au事業本部 au商品企画本部 プロダクト企画部長の大塚 浩司氏からプレゼンテーションが行なわれた。また説明の中にはソニー・エリクソンおよびカシオの担当者が登壇し、それぞれの機種についてコンセプトや特長などを説明した。

 開発メーカーとしては、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ 常務取締役 営業本部長の石塚 宏一氏が登壇し、ウォークマンケータイ「W42S」について説明を行なった。同氏はまず、「音楽機能を徹底的に追求した、まさにウォークマンの名にふさわしいケータイ」とW42Sを力強くアピール。海外では2005年8月からウォークマンの名を付け販売している“ウォークマン・フォン”が、「世界で大ヒットし、累計販売台数は550万台以上。急速に伸びている」と世界中で人気を集めている様子を紹介。デザインや再生時間、大容量内蔵メモリを搭載して「6月上旬、ついに日本に登場する」と語った。

 また同氏は、「ウォークマン」「ソニー・エリクソン」「au」がそれぞれ音楽に関する強いブランド力を持っているとする調査結果を示し、「3者で力強く音楽業界を牽引し、活性化させていく」とウォークマンケータイに対する意気込みを述べた。


ウォークマンケータイとして登場する「W42S」 海外ではすでにウォークマン・フォンがヒット

音楽に対する3者の強力なブランドが融合 音楽のためにデザインされた

タフネスケータイで史上最高・最強のモデル

カシオ計算機 通信営業部 マーケティング課長の佐野 敬氏(左)、開発本部 デザインセンター 第四デザイン室の杉岡 忍氏(右)

イメージ映像で防水性能をアピール
 カシオ計算機からは、通信営業部 マーケティング課長の佐野 敬氏、カシオ計算機 開発本部 デザインセンター 第四デザイン室の杉岡 忍氏が登壇し、「G'zOne W42CA」について説明した。

 佐野氏はこれまでのG'zOneシリーズの推移に触れ、「4年間のブランクを経てG'zOne TYPE-Rを発売したが、それまで機種変更せずに使い続けていたファンの多さを実感した。TYPE-Rは新たなユーザーも獲得することに成功した」と昨年夏に“復活”を果たしたG'zOneシリーズが大きな注目と人気を集めたことを紹介。

 そのTYPE-Rで「唯一満足頂けなかったのが、WINでないことだった」とした同氏は、WIN対応となったG'zOne W42CAを「タフネスケータイで史上最高・最強のモデル」と表現。タフネスモデルとして外部メモリへの対応や2メガピクセルカメラの搭載など実現し、またソフトウェアとしてauの最新サービスに対応する「まさしく最高装備のG'zOne」と述べた。

 また佐野氏からは、WIN対応となったG'zOne W42CAを開発する上での課題として「アンテナ」「au ICカード・メモリカードの実装方法」という2つのポイントが解説された。アンテナ構成では、TYPE-Rでマグネシウムを使用していたボディ素材をポリアミド樹脂とし、これによりアンテナの自由な配置を可能にしたという。メモリカードの搭載については、電池パック側にパッキンを取り付け、au ICカードとmicroSDカードを内部に搭載してロックを「ツインロックノブ」とすることで、耐衝撃性能と防水性、メモリカードの実装を実現したという。

 杉岡氏からは、デザインに関する説明が行なわれた。最新の医療機器などにも通じるイメージでデザインされたという外観では、サブディスプレイ周りの蓄光リングや特徴的なディテールなどが解説され、「存在感と未来感を感じさせるモデル」とこだわりポイントをアピールした。


ハード、ソフトの両面で最新機能を装備 毎月一定数の“WIN化への要望”が寄せられたという

アンテナ構成ではボディの素材を変更 電池パックに工夫を凝らしてメモリカードを実装

杉岡氏が示した、デザインコンセプトの元となったイメージ サブ液晶の形やカスタマイズ性もこだわりのポイント

一人ひとりのこだわりに応える

 KDDIの大塚氏からは、夏モデルのラインナップについて述べられた。同氏は「2006年夏モデルは、音楽と、ワンセグなどの映像分野で機能を強化した。デザインも個性的なナインナップで、要望の多かった項目について強化を行なった」とし、ワンセグ対応のW33SA II、アナログテレビ対応のW42Kを紹介。音楽の連続再生時間が15時間以上を実現するモデルを4モデル揃えるなど、ユーザーから要望の多かった項目を強化したと語り、「個性のあるラインナップで、一人ひとりのこだわりに応えるau」と新端末の幅広いラインナップに自信を見せた。


幅広いラインナップでさまざまな機能を搭載 各機種にみられる個性的なこだわりのポイント

音楽ケータイに対する要望 ユーザー一人ひとりに応えていくとした


URL
  ニュースリリース
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2006/0522/


(太田 亮三)
2006/05/22 15:03

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