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ソフトバンク、旧料金プランでの契約は可能なのか?

 ソフトバンクモバイルが携帯電話業界を騒がせている。番号ポータビリティ(MNP)制の導入以降、「0円」発表によるユーザーの混乱やMNPシステムの障害、公正取引委員会の調査など、本誌でもその状況をお伝えしてきた。本稿では、ユーザーの注目ポイントでもある新料金プランと旧料金プランについて整理してみたい。


新料金プラン

 10月23日に発表された新料金プランは、「ゴールドプラン」「オレンジ」「ブルー」の3つ。ゴールドプランでは、21時〜24時59分を除く、ソフトバンク同士の通話が無料。他社携帯電話・PHSおよび固定電話宛の通話は、30秒21円(11月10日以降)となる。ソフトバンク同士であればメールも無料となる。

 一方のオレンジとブルーは、「オレンジ」がauの料金プランをコピーし、「ブルー」がNTTドコモの料金プランをコピーしたもので、そこから210円割り引いた料金となる。ただし、メールやWebといったオプションサービスなどの利用料を含めると、他社の料金プランとの差がない場合もあるため、MNPを利用する場合は確認してみよう。

 なお、ゴールドプランは、「新スーパーボーナス」の利用が必須となるが、オレンジとブルーの両プランは任意加入となる。

ゴールドプランの料金
月額基本料 ソフトバンク間
通話
他社携帯
PHS
固定宛
通話
ソフトバンク間
メール
他社宛
メール
およびWeb
9,600円
※2007年
1月15日
までの加入は
月額2,880円
21時〜
24時59分
除き
無料
30秒
21円
SMS/MMS無料
※MMSやWebの
利用は
「S!ベーシックパック」
(月額315円)が必須
1パケット
0.21円



ショップで対応が違う旧料金プラン

 では、新料金プランの開始で、「バリューパック」などの旧料金プランはどうなったのか?

 ソフトバンクモバイルの広報部によれば、「主力プランはゴールド、ブルー、オレンジとなるため、旧料金プランについては案内していないがユーザーが希望すれば選べる」とのこと。カタログやWebサイトなどでは案内されていないが、新規契約や機種変更時でも旧プランで契約できるという。

 しかし、実際の店舗では、広報側の言う対応が必ずしも徹底されていないようだ。今回、複数のソフトバンクショップで聞いてみた。

 都内のソフトバンク直営店では、旧プランの料金についても受け付けているという。対応したスタッフは、「量販店では旧プランを受け付けていないため、ソフトバンクで申し込みをして欲しい」と話していた。

 また、販売代理店系のソフトバンクショップでも、申し込みを受け付けているとしており、こちらでは、スーパーボーナスを適用しない場合の端末料金なども詳しく説明していた。

 一方、新規契約ユーザーについては、旧料金プランが利用できないとするショップもあった。このショップでは、機種変更の場合は受け付けるものの、「基本的には新料金プランになる」と説明しているという。

 また、大型量販店内にあるソフトバンクショップでは、新規契約および機種変更の場合のいずれも新料金プランになると案内していた。スタッフによれば、「ソフトバンクからすれば、いずれもボーダフォン時代の料金プランとなるため、旧プランは受け付けていない。契約申請書でも旧プランへの申し込み欄はない」と話していた。

料金プラン 月額基本料 基本料に含まれる
無料通信分
平日昼間の通話料(1分)
バリューパックプレミア 21,000円 17,850円 15.75円
バリューパックプラチナ 15,225円 10,500円 15.75円
バリューパックゴールド 10,290円 6,300円 21円
バリューパックシルバー 6,195円 3,150円 31.5円
バリューパック 4,095円 2,100円 42円
ライトコールパック 3,675円 1,050円 ソフトバンク同士42円
それ以外52.5円
ビジネスパック 10,290円 5,145円 ソフトバンク同士10.5円
それ以外15.75円
ビジネスエコノミーパック 6,195円 2,835円 ソフトバンク同士21円
それ以外26.25円


真実はどこにあるのか?

 今回の調査でショップ側の対応が全く異なることがわかった。

 こうした原因には、唐突に発表された新料金プランやサービスなどで、ショップスタッフへの周知が徹底されていないという面があるだろう。ソフトバンクの11月のカタログには、旧料金プランどころか料金に関しての説明がなく、オレンジとブループランの料金ガイドと、ゴールドプランのチラシが別途配布されているところからも、急を要していたことがうかがえる。

 紙媒体よりも更新が容易に行なえるはずのWebサイトでも、旧料金プランについては案内されていない。記事執筆上、新料金プランと分けるために「旧」としているが、現行の料金プランであることに違いはないのだ。ユーザーが余計な混乱を招かないためにも、申し込みを受け付けるのであれば、ソフトバンク側がきちんと案内をするべきではないだろうか。

 「0円」施策、ころころと変わるサービス、ショップの対応など、ソフトバンクの一連の展開はユーザーにとって優しいとは言い難い。本来、個々のユーザーの利用スタイルに応じて、わかりやすい説明ができるはずのショップでさえ、混乱している状況なのだ。ユーザーは誰を頼りにサービスの検討を進めればよいのだろうか。

 誤った説明を受けたとユーザーから文句を言われるのはショップのスタッフであり、カスタマーサポートのスタッフである。事実、編集部にはショップスタッフと思われる読者からの苦言も寄せられている状況だ。

 人と人のコミュニケーションによってサービスを提供する現場スタッフたちが、自信を持って説明できない状況をソフトバンクは見過ごしておくのだろうか。ユーザーもわからない、ショップも混乱という状況は誰も望まないはずである。



URL
  ソフトバンクモバイル
  http://mb.softbank.jp/mb/
  ゴールドプランの案内
  http://mb.softbank.jp/mb/price_plan/3G/gp_sb/
  オレンジ&ブループランの案内
  http://mb.softbank.jp/mb/price_plan/3G/orange_blue/
  新スーパーボーナス
  http://mb.softbank.jp/mb/price_plan/shared/super_bonus.html

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(津田 啓夢)
2006/11/08 20:17

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