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パナソニック、無線LAN・IPテレビ電話端末とDLNA対応端末を試作

 パナソニック モバイルコミュニケーションズは、無線LANに対応し、高品質なIPテレビ電話が利用できる携帯電話の試作機と、DLNA対応機器とコンテンツを共有できる携帯電話の試作機を2機種試作したと発表した。12月4日より香港で開催される「ITU Telecom World 2006」の同社ブースに展示される。

 今回試作されたのは、IEEE802.11b/gに対応する無線LANモジュールを搭載し、30fpsの画質でIPテレビ電話が可能な携帯電話の試作機。もう一方は、端末をプレーヤーとして家庭内のDLNA対応メディアサーバーなどから映像をストリーミング再生できる端末。端末搭載のカメラで撮影した静止画をDLNA対応機器から閲覧することも可能。コントローラーとしてDLNA対応機器の操作を行なうこともできる。なお、試作機であるため、DLNAの認証は取得していない。

 試作機は2機種とも「P902i」をベースにしているという。「ITU Telecom World 2006」の展示に合わせた試作機という位置付けで、試作された機能の実用化時期などは未定としている。

 同社はこのほか、次世代端末の開発を支援する「時空間伝送路模擬システム」を開発した。こちらも「ITU Telecom World 2006」で展示される。

 同システムはさまざまな電波空間を再現できるというもので、通信方式の開発段階から端末実機評価レベルのシミュレーションが行なえるという。実際の時空間の複雑な環境条件もシミュレーション可能で、立体地図データを利用し2点間を移動する際の電波状況の変化などが確認できるという。



URL
  ニュースリリース(試作機2機種)
  http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn061130-5/jn061130-5.html
  ニュースリリース(時空間伝送路模擬システム)
  http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn061130-3/jn061130-3.html


(太田 亮三)
2006/11/30 18:48

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